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先日、八ヶ岳でこんなことがありました。

 

たまたま、旅の道連れになった三人の保育士さんのうちの一人が、

「お財布がない!ない!」

 

どこかで落としてしまったようなのです。

(肩もおもいっきり落としてました・・・)

 

とても楽しい2日間の帰り道、

少なくない額のお金や、

免許証やクレジットカードなどが入っていたお財布を

落としたら、ショックですよね。

 

急いで、「ここで落としたかも」という場所に次々電話をかけても

「ないみたいです」。

 

そこで、同行していた私たちも一緒に、

佐藤松義先生の車で

心当たりの場所を見に行きました。

 

そのかたはお顔も真っ青というか真っ白になって

「すみません、すみません」と

しきりにおっしゃいます。

 

でも、お財布がそのままなくなるとも思えず

みんなで「きっと出てくるよ」

「心当たりのところを順に戻って見に行きましょう」とか言ったりして

なぐさめながら移動しました。

 

そうしたら、最初に見に行った場所で、

「あった!ありました!!」

 

やっぱりちゃんと出てきたのです。

みんなでホッとしました。

もちろんそのかたは一気に顔色がよくなられました。

 

(ポーチから携帯を出したときに、

いっしょにお財布が出て、落ちてしまったようです。

その場所が草地だったので

音がせず、わからなかったのでしょう)

 

僕もうれしかったです。

うきうきしましたよね。

 

そして

ここからが本題(?)なのですが

 

実は、財布が見つかった後、

「じゃあ駅で解散ですね、さようなら」と、

ならなかったのです。

 

 

たまたま、その日、

西田が行くことにしていた「えほん村」の話題になって

じゃあ行きたいとなって、

みんな一緒に、松義先生の愛車で、

いくことになったのでした。

 

 

えほん村というのは

八ヶ岳のマジョさんこと国際的絵本作家の松村雅子さんと、

旦那様でやはり絵本作家、造形作家の

松村太三郎さんがご夫婦でやっている絵本ミュージアムです。

 

日本で最初の絵本図書館で、

広大な敷地にマジョさんが手塩にかけた

美しいハーブガーデン、

 

そして絵本の中から飛び出してきたような

太三郎さんが設計したかわいい建物のなかに

太三郎さん作の椅子やテーブルが並んでいて

世界の名作絵本が読めるという

夢のような場所なのです。

 

絵本の原画展や、

絵本ライブや人形劇、絵本作家養成なども

行われています。

(お好きな方はぜひ!!!)

 

 

そういう場所であり

マジョさんご自身がめちゃめちゃステキなかたということがあって

三人とも、えほん村に足を運ばれて

とても喜んでおられました。

 

「実は・・・」と

あとから聞いて知ったのですが
その保育士さんたちは三人とも

絵本に関する研究やご活動をされているそうなのです。

お一人は、雑誌に文章も書かれているとのことでした。

 

この三人の保育士さんとマジョさんの出会いが今後、

どんな展開につながるのか、つながらないのか、

それはわかりませんが

とにかく、ご縁のつながり方というのはおもしろいもんです。

 

(マジョさんは、絵本というジャンルでは

保育士さんの存在がすごく大きいと、常々おっしゃっています。

子どもたちに読んであげますもんね)

 

 

 

もしも、ぐうたら村で、

お財布を落とさなかったら、、、

きっと、この流れにはならなかったでしょう。

 

 

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運命の神様なのか、

潜在意識なのか、

守護霊さんなのかわかりませんが

そのときはわからない、

計り知れないかたちで、お導きがあることは

大なり小なり、どなたもご経験があると思います。

 

まさに塞翁が馬。

 

でも

西田が今回、感じたのはこういうことです。

 
 
 
「じゃあ自分にとって、この出来事はどういう意味があるのかな?」

絶対に自分にもメッセージがあるはずと思ったのです。
 
 
で、現実的視点と、あの世的視点を混ぜながら、
ざっと書いてみると・・・
 
・お財布を落とさないように気を付けよう
・お金を大事にしよう
・携帯を落とさないように気を付けよう
・なにか、大事なことで忘れていることはないか、思い出してみよう。注意深くなろう
・一見、不運・不本意に思える出来事があっても、あわてず淡々とできることをやろう
・行動は早くしよう
・困ったら、周りの人に助けを求めよう
・助けてくれている周囲の人に感謝しよう
・神様のはからいや思いがけぬ贈り物を、きちんと見るようにしよう
・自分は絵本、物語、創作、子ども、教育、自然・・・に対して愛が深い。そのあたりで楽しく活動することになっているようだ。どんどんやる、早くやる
・自分が楽しいことをすることは、思いがけない形で、誰かのきっかけにつながることもある
・一人旅もいいけど、にぎやかな旅もいろいろあって楽しい
・女性にやさしくしよう(笑)
・深読みするなら、楽しい方向にしよう(笑)
などです。
 

ま、妄想かもしれませんがね。
なんの関係もない出来事に
好きなように意味づけしているだけかもしれませんが。
 
 
もう一つ、
大事な人に次のことを伝えるためというのがありそうです。
読んでるかな。
 
 
「Mちゃん、
今はつらいかもしれない。
つらいかもしれないけど、
どこかで気楽にね。
だいじょうぶです。
楽しむことを大事にね」
 
 


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明日も楽しい一日をお過ごしください。