ちょっと前、
ポール・マッカートニーの来日公演がありました。
手術～退院後で
行く予定ではなかったのですが
「こうして命をいただいたのだから、
これから一片の後悔もないようにしよう」
とふと思い立って
急きょ、長男といっしょに行きました。
名曲、名演奏の数々、
素晴らしい時間でした(^^)
隣を見ると長男もにこにこ。
ポールが、だれより楽しそうなのがとても印象的でした。
曲のあいまに、休むどころか
踊ったりしているのです。
（それを２時間３０分！ ポール７４歳、私の母と同い年、、、）
大好きなことに打ち込んでいると
いつまでも若々しくいられる、
これホントなのかもしれません。
～～～～～～～～～～～～
ところで
米国の小説家スティーブン・キングに、
「ダーク・タワー」という傑作小説があります。
「ダーク・タワー」はキングの集大成、
ライフワークとされる大作です。
荒れ果てた数千年後の世界を、
最後のガンマン、
ローランド・デスチェインが旅する物語です。
 |
ダーク・タワー1 ガンスリンガー (新潮文庫)
Amazon |
これは第１巻。
文庫で１６冊あります。
どんどん面白くなります。
今年映画になるそうです。
作中で、民衆がある歌を大合唱する、忘れがたいシーンがあります。
その歌は、ビートルズの「ヘイジュード」。
文明の残骸が横たわり、
虚無がおおいゆく世界に、
命の賛歌のように響き渡る「ヘイ・ジュード」。
絶望と、希望と、おさえがたい熱情とが、
風のように大地をわたっていくさまが、
まるでもう一つの現実のように感じられたのです。
数千年後、人間の文明はどうなっているのでしょうか？
人の心は？
そのとき、歌い継がれている歌があったとしたら、
それはどんな歌なのでしょうか？
※ヘイ・ジュードは、ポールの曲。一説には
両親が離婚して悲しんでいる男の子（ジョン・レノンの息子ジュリアン）を
力づけようとして書いたのだと言われています。
～～～～～～～～～～～～
ヘイ・ジュードは確かにとんでもない名曲です(^^)
東京ドームも大合唱でした！
でも
私たちひとりひとりの日常の
ちょっとした行動や言葉の選択が
実は数千年後、数万年後の地球に
大きな影響を与えているのかも
という気もします。
あるとき、冥想していて
地球のはるか未来（？）を幻視したことがあります。
ふたつの地球です。
ひとつは緑が茂っていて人間の姿が見えない地球。
（どこかへ旅立ったのでしょうか？）
もうひとつは緑が茂っていて
人間が緑の中でくらしている地球です。