雪トトロ@大内宿
 
 
昨日は吹雪、
今朝は快晴。
一晩で数十センチ積もったようです。
 
只見の豪雪っぷりは、聞きしに勝るものでした。
2階まで積もるよ、と聞いてはいたものの
実際に見てみると、
ほんとうに1階が全部
雪に埋まっているインパクトはすごいです。
沖先生の銅像も肩まで、、、。
 
ヨガの達人にして賢人、佐藤松義先生が、雪かき機で豪快に雪かき。
しっかり雪かきやらないと、車を出せないのですね。
 
昨日聞いた話だと、
雪かき中に水に落ちたり
軒下で雪の直撃を受けたりして
亡くなるかたもいるそうです。
 
自然は恵み深きものではありますが
ある意味、容赦ありません。
 
昨夜の花火大会のときの吹雪、ホントにすごかった。
あれが都内だったらただでは済まないでしょう。
 
手足が冷たくジンジンしましたが、、、
心温まったのは
 
手袋を、車に忘れたキエさんに、
松義先生が、ご自分の手袋をなんのためらいもなく渡して
自分は、ズボンのポケットに手を突っ込んでいたことです。
 
それを、わたくしはうしろから、見ていたのです(^^)

いいもんですね。
 
今回もお世話になりました。感謝感謝です。
 
 
只見から、大内宿(おおうちじゅく)の雪まつりへ。
大内宿は、
江戸時代の宿場町がほとんどそのまま保存されていて、
茅葺屋根の建物が立ち並んでいます。
 
水路が街中に。
 
つらら。
軒下に大根が干してあります。
甘み、うまみが増す保存食、
 
ちょっとかじってみたかったな(笑)
 
 
高遠そば。
 
そばは手打ちで、香りも、口当たりも、のど越しもよく、
出汁は透明感があり、ほどよく冷たく、
大根おろしと、かつお節がのっていて
美味。
おもしろいのは、会津漆器のお椀の中に
ねぎがまるっと突っ込んであって、
お箸がわりに、ねぎをつかってそばを食べるのです。
ねぎをかじりながら。
 
からいです。
 
 
三澤屋さん、大変な人気店で
1~2時間待ちはザラだそうです。
 
写真はありませんが
ここの「トチ餅」が絶品です。
足を運んだらぜひ試してみて!!!
あんこ、きなこ、両方とも最高でした。
ショックを受けるほどおいしかったです。
 
 
だいたい、この雪まつりのころが、
いちばん雪が深いのだそうです。
雪まつりがおわると、
季節は、春へと向かうのです。
 
 
いちばん雪が深い、大変なときでさえ
めいっぱい楽しんじゃうのが、雪まつり。
人間の知恵というものは、大したものです。
 
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さて
今朝、「沈黙」という映画(スコセッシが監督)、
遠藤周作による原作の小説「沈黙」についてと、

「ブラザーサン・シスタームーン」という映画について
松義先生と話が盛り上がりました。

「沈黙」はキリシタンの迫害を、
「ブラザーサン・シスタームーン」は、
アッシジの聖フランチェスコの半生を描いています。


それで昨年、松義先生から聞いた、
以下の言葉を思い出しました。


「天は苦しみ悩みを人に与える。
あなたの苦しみ悩みはあなただけのもの。
あなたが解けるから、あなたに与えられた。
だから実は、最も不幸な人ほど最も幸せになれる。

人間は怠け者だから、火の粉がかからないとわからない。

けれども悟った人は、人の不幸をも、苦しいと感じ、悲しみ、涙する。
悟っていない人は、麻痺している」
 
 



 
 
今日もお読みくださりありがとうございました。