☆「仕事はおもしろい」ってわかったら、もう成功者☆
斎藤一人さん著『仕事はおもしろい』より
 私が話をするときは、出世でも、病気でも、その人にとって最高の話をするのね。
 なぜかというと、金取ってないんだから、何回も来られると困る(笑)。
 一番たいせつなのって、教育なんだよ。
 教育っていうと難しいようだけど、ここから駅に行くにはこうやって行くんだよって教えますよね。
 教えることは、教育。わかるかい。
「なになにしなさい」、と答えを教えるよりも、ほんとうは「本に書いてあるから、その本、買って読みな」のほうが教育的にはすごくいい。
 日本って国がここまで発展できたのは、教育のおかげなんだよね。教育って、すごいたいせつなんだよ。江戸時代から、日本人って、字が書けない人はいなかったぐらい、寺子屋なんかで教えてた。
 今、教育がなぜ軽んじられるかというと、大学でもなんでも、使わないものを教えだしちゃった。
 でも、今から大学も変わってくる。ほんとうに役に立つことを教えてないと、大学でもつぶれちゃうから。
 これから幸せになるには、幸せになる教育がいる。
 人のこと嫉んだり、恨んだりしてて幸せになれますかっていうと、なれない。
 それより、あの人も幸せになります、この人も幸せになりますって、人の幸せを願ってたときのほうが、気分いいだろうって。
 だから、幸せになるための教育ってあるよね。
 私たち商人なら商人で、「商人で、なんで成功できるか。なんで成功できないか」ということがある。
 例えば、ホテルでバイキングをやってるところがある。で、バイキングの看板、腐ったような看板出してるんだよな(笑)。
 そこの社長さん、イワナの渓流釣りが大好きなんだ。渓流釣り、一生懸命やるんだよ。で、看板って、イワナを釣るためのエサと同じだよね。エサが弱ってきたら替えるよね。わかる?
 どうやったらお客さんが食べてくれるか。
 ここに来た人が中に入ったら、なにを食べさせたら喜ぶだろう。
 仕事がつまらないって言うけど、渓流釣りよりおもしろいんだよ。
 私は、お弟子さんに、「仕事のおもしろさ」を教えたんだよ。
 仕事っておもしろいんだよ。
 イワナは喜んでないんだよ。
 うまく釣られたからって喜ぶイワナはいないんだよ(笑)。
 ところが、繁盛店は、喜んでくれてるんだよ、お客さんが。
 自分の本業よりイワナ釣りを一生懸命やってるからつぶれるんだよ。
 自分の仕事よりゴルフを一生懸命やってるんだよな。
 あんな穴の中に玉入れることにそれだけ集中するんだったら、自分の店にどうやったらお客さん来てくれるか、どうやったら喜ぶんだろうって、なぜやらない?
 自分の仕事よりなぜゴルフのほうがおもしろい。プロのゴルファーかって(笑)。
 釣りに一生懸命なら漁師になれって(笑)。
 仕事はおもしろいんだよ。
 繁盛店はお客さんが喜んでる。人が喜ぶことをなぜしない。自分の仕事でお客さんを喜ばせることをなぜしないんだ。
 看板はどうしたらいいだろう、お客さんが来たらどうしたらいいだろう。
 考えてみなよって。
 イワナ釣りだって、この糸のほうが釣れやすいとか、いろいろ考えるよなって。
 遊びに真剣になれて、なぜ仕事に真剣になれないんですか。
 それは、だれかが「仕事はつまんなくて、遊びがおもしろい」って植えつけたんだよ。
 これから日本人に教育しなきゃいけないのは、「仕事はおもしろい」ということ。
 おもしろくやるんだよ。
 仕事も遊びのうち、仕事もゲームのうちと思って、楽しんでやるんだよ。
 苦しんでやったら、時間がもったいない。
 いやいややって成功しっこないんだよね。楽しくやらなきゃいけない。
 もし、私に教えられることがあるとしたら、あなたが幸せな金持ちになりたいんだったら、「仕事はおもしろい」ってことなんだよ。
(以上、『仕事はおもしろい』斎藤一人さん著より抜粋)

なんど読んでも、おもしろい、ためになる本「仕事はおもしろい」。
累積納税額日本一の大実業家・斎藤一人さんが、
仕事のおもしろさと、
おもしろく働くコツを語りつくした傑作です。
 
編集を担当させていただいて、
刊行から5年の月日が流れましたが、
ずっとご好評をいただいているロング&ベストセラーです。
 
ぜひお手に取ってご覧ください。
人生がいろんな意味で豊かになること請け合いです。
 
私もまた読みます(^^)
 
 
 
今日もお読みくださり感謝します。