羽田空港は、2013年、2014年、2016年に、
「世界一清潔な空港」に選ばれています。
500人の清掃員のかたが、毎日掃除をしてくださっていますが、
そのリーダーが、環境マイスターの新津春子さんです。
今日は、ゆほびか最新12月号から、新津さんが明かす
「掃除の極意」をご紹介します。
(ゆほびかWEBより)
☆☆☆
「掃除に欠かせないものは、やさしい気持ち」
私は 17歳のときに、生まれ育った
中国の瀋陽を離れ、家族とともに日本に来ました。
日本に来たばかりのときは生活が貧しく、
日本語を話せなかったので、
仕事もありませんでした。
父は中国残留日本人孤児で、母は中国人。
でも、言葉はできなくても、清掃はできます。
私は自分で選んだ、この仕事が大好きです。
空港に一歩入ったら、自分の家だ と思って仕事をしています。
家に来たお客様にするように、 1人ひとりのお客様をちゃんと見るんです。
どうしたら気持ちよく過ごしてもらえるか、
考えて工夫して、お客様に伝 わったときは、
とてもやりがいを感じます。
清掃には、相手を思いやる、
やさしい気持ちがたいせつです。
でも、若い頃の私は、技術を身につけることにばかり一生懸命でした。
そんな私に、 当時の上司だった鈴 木 優常務 は
「もっと心を込めなさい」 と言っていました。
ある日私は、鈴木常務に
「心に余裕がないといい清掃はできません よ。
自分に余裕がないと人にもやさ しくなれないでしょう」
と言われました。
その意味が、当時の私には、初めはよくわかりませんでした。
それからしばらくたったあるとき空港のロビーで、
親の手をすり抜けて床をハイハイする赤ちゃんを見て、ハッとしたのです。
「私は 今、手にしているモップで清掃していいのだろうか?」
――使う人の気持ちになって、
もっときれいな場所 にしたいと思うようになりました。
そんな心境の変化を経て、
鈴木常務の勧めで出場した「全国ビルク リーニング技能競技会」 で、
私は歴代最年少での優勝を果たしました。
やさしい気持ちで清掃するように なると、
しだいにお客様から「ありがとう」 「ご苦労様」
と声をかけられることも増えました。
(新津春子さん、ゆほびか12月号「掃除と片づけ」大特集より、一部を抜粋)
☆☆☆
編集部の担当・伊藤が取材後にかなり感激していたのですが
この原稿を読んで納得したしだいです。
記事では、新津さんの掃除術を詳しくご紹介しています。
今日、アメリカの新大統領が決まりました。
時代の変わり目に立ち会っているのかもしれません。
これから、どうなっていくにしても、
少なくとも、身の回りの半径10mに関しては、
自分の心、言葉、行動、態度によって、
「健やか・快適・平和な空間」にできるように思います。
新津さんにそのことを教わった気がします(^^)
今日の只見は雪でした。
しんしんと冷えますが
とても静かで、
なにか、いい気持ちです。
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本日のおにぎりアクション
おにぎりは、酵素玄米&梅干し、酵素玄米&唐辛子みそ。
白ごまを振って、のりを巻いて、、、
昆布巻き、裏の畑の野菜の漬物、お揚げのお味噌汁といっしょに、いただきます!
※「おにぎりアクション2016」
おにぎり写真をSNSに投稿するだけで、
アフリカやアジアの子どもたちに給食5食が届く。
イオン、伊藤園、西友など協賛企業が、
投稿1回につき100円を寄付してくれるという仕組み。
投稿にはキャンペーンのハッシュタグ『#OnigiriAction』をつけます。
今日もお読みくださりありがとうございます(^^)
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