新成人の皆さん、おめでとうございます！
何がめでたいのか22年前、20歳当時の私はよくわかりませんでしたが、お酒を飲んでいいということが1つの喜びだったかも知れません。その後、さほど強くもないのに毎日のようにお酒をかっくらってましたね。当時、アル・パチーノに憧れてて、彼が出演する映画を真似てジャック・ダニエルをストレートで家で飲んで1人で酔っ払ってました。決して、このような真似はしないほうがいいです。
さて、小金井市議会議員としての立場というよりは、個人的に今の若い世代の皆さんへ何か生きるヒントみたいなことを伝えることができればと思います。自分の道を決めて進んでいる人は、ぜひともその道を極めるべく、頑張ってください。そんな人も、また、この先まだ将来の歩むべき道がわからない、という人にも何かの参考にしていただければ幸いです。
以下の写真は、私の22歳の時です。
何かの雑誌でインドの風景をみて「ここにいかなきゃ」と引き寄せられるがまま、1ヶ月のインドの旅に出かけました。大学3年生の時です。あれから20年が経過します。しかし当時、今の姿は到底想像つきませんでした。当時は将来何ができるか、何をしたいかわからなくて、もがいていた時代なんですよね。
インドに行ったことがどう影響したかはわかりませんが、この頃は将来を具体的にイメージできてなかったものの、その後の就職活動の際に「将来は企業の肩書ではなく、自分の名前で生きる時代が来る」と思って厳しいベンチャー企業に入社したのを覚えています（当時は第一次就職氷河期）。仕事内容としてもゼロから物事を作り上げていく仕事（コミュニケーション・デザイン）という点で選びました。
私なりに頭を打ち続けてそれなりに仕事を任せてもらえるようになり東京転勤→子どもが生まれたことや地域での出来事と縁がキッカケで、市議会議員をめざし当選。…その後も紆余曲折はありますが、政治の世界では、政党にも属さず自ら団体を立ち上げ完全無所属で「自分の名前で生きる時代」を体現してきました。
そうです。
具体的にはイメージできていなかったのですが、デキの悪い私の小さい脳みそで将来の社会を考えたことが、今につながっています。コミュニケーション・デザインの仕事をやってなかったら、13年勤めたあの会社での苦労がなかったら、全く別の20年間を歩むことになったと思います。点と点が見事にどこかでつながり、今の仕事に活かせていると思います（元々デキの悪いほうなので、まだまだ未熟者。目下さらなる高みに挑戦中の身ではありますが）。
当然ながらそれには、家族を含め周囲の支えがあってのことです。
これから、さらなる時代の変化によって、仕事のあり方や家族形態、あらゆるコミュニケーションも移り変わります。すぐに結果がでなくとも、自分が信じた道で、たゆまぬ努力をすることが重要です。失敗して当たり前です。挫折があって当たり前です。時々休んでもいいです。ただ、前を向いて一歩でも歩いてみること。そうすれば、点と点は必ずどこかで繋がるのではないかと感じています。
これからの時代を担う皆さんに期待しています。それぞれの将来に、いま無事に成人を迎えたことに、乾杯！おめでとうございます。
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