審査される議案はコチラ
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「8月31日から小金井市議会9月定例議会がはじまります～審査する議案のご紹介」
今定例会では、5件の決算認定（平成26年度小金井市一般会計歳入歳出決算、ほか国民健康保険や介護保険などの4特別会計）、20の市長提案議案、その他陳情などです。議案のうち最大のポイントは一般会計補正予算（第4回）ですが、福祉会館閉鎖に伴う関係経費が計上されており、充分な議論が必要となりそうです。
そのうち、今回は補正予算（第４回）について概要をお知らせいたします。
▼平成27年小金井市一般会計補正予算（第4回）
補正額：約12億7,700万円
※歳入額の大半は平成26年度決算確定による前年度繰越金です。
＜歳出（何にお金を使うか）＞ ※抜粋
①財政調整基金、庁舎建設基金など各種基金に積立て
約11億2,700万円
財政調整基金（自由に使える貯金みたいなもの）：6億円、庁舎建設基金：2億2,000万円、地域福祉基金：約1億円、環境基金：2億円、みどりと公園基金：約660万円
②通学路防犯カメラ設置工事
2,030万円
子どもの安全・安心を目指して、市内の小学校9校中8校で通学路に防犯カメラを設置する事業です。都の補助金を活用して合計36台設置することが示されています（第一小学校：5台、第二小学校：5台、第四小学校：5台、東小学校：4台、前原小学校：5台、本町小学校：2台、緑小学校：5台、南小学校：5台）。
③市民交流センターマルチパーパススペース（D）空調設備設置工事
216万円
私も使ったことのある、小金井宮地楽器ホール（市民交流センター）の正面玄関左奥のスペース。ここは元々喫茶店など店舗が入居する予定で、テナントが整備する前提だったため、空調設備がありませんでした。
④福祉会館に要する経費
約1,018万円
新しい福祉会館建設のための（仮称）新福祉会館基本設計委託料（約950万円）、検討委員会委員謝礼（約66万円）など。
また、福祉会館の閉鎖に伴い、仮移設の方針が出されていた福祉共同作業所は、東小金井駅東側高架下の「（仮称）市政センター建設予定地」に移設する方針が示されました（本補正予算でも、今年度～平成31年度まで5年間に渡って「福祉共同作業所施設借上料」としての予算執行が示されています）。
※福祉共同作業所の仮移設についてはコチラ
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福祉共同作業所、東小金井の市政センター予定地へ／学芸大との学習支援等の協定＜厚生文教委員会＞
ここで新福祉会館の建設に向けての基本設計予算が組まれてますが、当面は現状の福祉会館の閉鎖に伴う事務に集中し、目処がついてから、隣接マンションの耐震上の危険性が指摘されている場所ではなく、立地を含め複合化も視野に最適解を検討し直すべきではないか？と思っています。詳しくはこの補正予算審査を経ないと結論を出せませんが、以前から市にもその主張は伝えてきました。
また、通学路の防犯カメラの設置に関しては慎重に進めるべきという意見も出ていますので、活発な議論が期待されますね。
予算特別委員会は9月15日を予定しています。
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