毎年恒例の早稲田大学マニフェスト研究所発表の「議会改革度ランキング2014」が発表されました(全国上位300位まで)。我が小金井市議会は102位でした。昨年の127位から少しアップです。でも「情報公開」項目の順位としては全国で8位ということになっています。
ちなみに、東京都内では総合順位は町田市議会が10位でトップ、次いで東村山市議会が37位、多摩市議会が49位、立川市議会が59位、国立市議会が100位。東京都内では6位となります。個別順位で「情報公開」は先ほど書いたように全国8位ですが、「住民参加」は110位、「機能強化」が536位って・・・。
そこで、早稲田大学マニフェスト研究所のサイト内「調査結果報告①」を見ると「機能強化」とは、『議会本来の権限・能力を発揮するための機能強化状況をみています。』とあり、代表的なものは議会基本条例の制定、議決事項の追加や事務局要員の増強・政策型議員提案条例の制定などが要素となっています。
一応、小金井市議会でも議会基本条例は、だいぶ遅れてきたものの、今年度中に策定にまでこぎつけられるよう取り組んでいるところです。これで「機能強化」のポイントもあがる見込み。あとはICT導入か。しかし、ランキングが全てではなく実際に議会がどこまで機能しているか、が重要ですよね。
最近、港区議会が会派間の権力闘争をやっているようですが・・・。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/17/minatokugikai_n_7301136.html?utm_hp_ref=tw
小金井市議会は一人会派の私でも会派代表者会議に出席できるし、会派の人数による発言機会の差はありません(議会運営委員会は人数制限ありますが・・・)。議事運営も比較的柔軟に自由闊達な質疑の場が保障されている(一般質問・施政方針に対する代表質問以外は時間制限なし)。
懸念点は「自由闊達な質疑」をいいことに、質問のクオリティを追求しない議員が出てくることや、時間稼ぎ(と捉えられる)の長時間の発言が出ること。ここが各々一定の配慮がされないと、逆に配慮する側が「不公平」と感じれば時間制限の導入検討をせざるを得なくなる。それは避けたいですね。
まぁ、そもそも調査もせず質問も一切考えてもいない議員がいるとすれば、そのほうが問題なのですけど。
【ご意見・お問い合わせなどなど】
■Twitter= https://twitter.com/shirai106
■mail= kogaomo@gmail.com
■白井とおるホットライン= 080-7006-8964
■こがおもWebサイト= http://kogaomo.com/
■facebookページ= http://www.facebook.com/kogaomo
■facebook= http://www.facebook.com/shirai106
※facebookの「友達申請」は基本的にリアルにお会いした方を対象としておりますが、その限りではありません。まずはメッセージを頂ければ幸いです。ご了承ください。