訃報。

もうすでにご存知の方も多いと思います。
９月16日、13回のボルティモア４の一人であるターにいっこと田川憲治さんがお亡くなりになりました。
昨年夏に事故に遭い、「もって一週間かも…」と言われたにもかかわらず、驚異の生命力で１年２ヵ月がんばり続けていたのですが、力尽きてしまいました。

残念で、そして悔しくてたまりません。
まだ56歳…人生を強制終了させられたことを考えると、やるせない気持ちでいっぱいです。

「不慮の事故」という言い方がありますが、そんな言葉で片づけられるほど簡単なことではありません。
自分が、自分の家族がそのような目に遭ったことを想像してください。
そこから１年以上も、時には危険な状態にもなりながらがんばって生きようとすること、寄り添っていくことの大変さを。

無灯火・スマホながら・そしてかなりのスピードを出していた自転車に、ターにいっの大切な命が奪われてしまいました。
どんなに悲しんでも、どんなに悔しがっても、ターにいっは私たちの元に返ってきません。
どうか、そのようなことが今後起きないように。
被害者・加害者のどちらにもなり得ることなので、どうか一人ひとりが気をつけていただければ…と思います。

告別式の会場に着く直前に思い立って、スマホに入っていた画像をプリントして、棺に入れていただけるよう息子さんにお願いしました。
３年前のウルトラクイズ合同同窓会の集合写真です。
次の同窓会にも来てほしかったし、参加された人たちだけですがウルトラクイズの人たちと一緒の写真を一緒に…と思ったからです。
後ろの方に控えめに映っているターにいっの姿を、奥さまも息子さんも目を細めて眺めていました。


この文章を書きながら、今でも涙が出るほど…本当に残念な気持ちでいっぱいです。