見るに見かねて、とはいえ
自分たちから言い出した事なので
感謝して欲しい!とまでは言いませんが
その後も、相変わらず
ゴミ焼きをしろとか
野菜を植えるのを手伝えとか
当然のように遠慮なく
用事を言いつけられる私たち
こんな訳のわからない事もありました
ある時、また母から電話があり
◯月◯日、◯◯まで送迎して欲しい、と言われ
(毎年恒例のプライベートな用件で詳細は伏せます)
承知するしかありませんでしたが
暫く経って
もう三子に頼んだから、来なくていい
と連絡がありました
その直後から
変な事を言い始めたんです
「今日、ふと✕✕まで歩けるかと思いついて、
歩行器を使わずに試してみたら何とか歩けた
往復はしんどいので、
暫く道端に腰を下ろして休憩してから帰った」
母は、歩行器を押している姿を村の人に見られたくないので近所では杖歩行をしています
✕✕といえば、隣の村境に近い外れ地で
人もあまり住んでいないので
行き倒れになっていても、気づかれない場所です
「なぜそんな危ない真似をするの?
だいたい、普段から自治会館までも歩けないと言ってるような人が
そんな遠くまで往復するなんて
おかしいと思われるよ、やめてよ」
「練習してるんや、予行演習のつもりや
でも確かに、
自治会館に行かれないから定例会に出席できないって話になってるのに
誰かに見られたら困った事になるわな」
他人事みたいに言うな
「とわこに危ないと言われたから、
今日は家の周りを◯周歩いてみた」
「今日は、雨だから歩く練習ができなかった」
こんな電話が数日続いて
なんでわざわざ報告してくるの?
徘徊が始まったのか?
と、心配してたら
次から、天気の話になりました
「◯月◯日は雨かな?
片手で傘を差して、
片手で杖をついて歩くのが厄介や
練習しないとな」
そこまで練習する必要ある?
いったい母は何がしたいのか?
「◯月◯日に雨が降ったら
傘差して杖ついて無事に歩けるやろか?
危ないやろか?
傘差して歩行器押す方がええかな?
歩行器は使いたくないけど
どう思う?どっちがいい?」
何度も電話をしてくる母
「どっちも、難しいと思うよ」
そんなん、人に訊いて確かめなくても
自分でわかるやろ
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