あ、と思った時は遅い
また、やってしまった

私は爪を切り過ぎる癖があって
白いところが見えると伸び過ぎてる感じがして
気になるんです。

深く切り過ぎて
止血のために
巻き付けるバンドエイドが
足の指や手の指やどこかしら絶えず貼ってあります。

いわゆる深爪。

少々なら慣れているけど、昨日は久しぶりに
思い切り出血多量な深爪をしてしまいました。

やめたい癖なんだけど、
イライラして心や手元が落ち着かない時に、つい
ツメキリを手にしてしまいます。



母から電話があって
大抵、母からの電話は不愉快な内容なので

着信がある時点でもう嫌な気分です。

前回は

ゴミを燃やせ!

という依頼?
じゃなくて、命令?でした。

溜まったゴミを庭先で燃やして欲しい、と母。

「最近、山火事や街中でも
火事のニュース多いよ、見てない?
危ないし、近所迷惑じゃないかな」
と私。

「そんな事はない
近所で燃やしてる人もいるから大丈夫や」

「燃えるゴミの日に出せばいいじゃない、
なんで今どき
わざわざ家で燃やさないといけないの?」

「自分で燃やそうと思って
前からゴミを集めてて、それが溜まったから
だから燃やすつもりやったんや、
そやけどな、」

近所の人が、焚き火をしていて
服に火が燃え移って大火傷を負って大変な目に遭ったその話を聞いて
怖くなって自分でやる気がなくなったから、
とわこ(私)に頼む事にした
と言うんです。

えーっ

そんな話聞いたら、私だって怖いよ

なんで私に頼むの?

「だからな、とわこと我が夫くん、二人で燃やして欲しいんや」

「いや、二人でやっても危険は危険でしょ、
そんなの、引き受けられないわ
火事の危険もあるし
袋に詰めて、ゴミの日に出してよ」

「たくさん量があるから、袋には入らへんのや」

「いや
ちょっとずつ何袋にも分けたら?」

「一度にたくさんのゴミ袋を出せない決まりなんや」

「一度に全部出さなくても
ゴミの日の度に一袋か二袋ずつ持って行ったら?」

私がそう言っても、母は口が達者だから
嘘も混ぜてめちゃくちゃな理屈をつけて

耳も遠いので、こちらの話を聞いて一考するという間もなく、一方的に喋ります。
もう私はイライラして聞いてられなくて

そんな時は、自分の指先を
あーまた爪が伸び過ぎてるな、と見ながら
やり過ごすしかないのです。




続きます、
良かったら次も読んでくださいね