書き直しました。

 

アンドロゲン不応症は男性にある46・XY染色体を持ち卵巣や子宮はないが外陰部は女性という完全型や男性の外陰部を持つ不全型や軽度があり遺伝子と外陰部に異形がみられる疾患です。そのXY染色体をもつとされる性分化疾患の女性のボクサーが試合に出て圧勝していることから騒ぎになっている。審査結果は公表していないがテストステロンの数値が高くibaでは失格となっているけれどもIOCは出場にGOサインをだしフランスオリンピックに出場していて、これまでも南アフリカのキャスターセメンヤら陸上では数件同様の問題が浮上したようですが、騒動に発展したのは特にボクシングという勝敗に悲惨さが伴う種目ということに理由があるようです。

 

 

 

 

同じ女性という性なのに何が問題かを考えると、その一つにテストステロンの数値(一般女性よりも3倍多い人もいるということのこと)は勝敗に影響を及ぼすのではなかということにあるようで、審議もされているようです。私から見るとテストステロンの作用によって筋肉の量に違いがあるとすれば公平性に問題が出てくるのものだと考えるが、実際はアンドロゲン受容体遺伝子異常が病因であることからテストステロンは作用せずに完全型では46・XY染色体をもっていても外陰部は男性化にならないで女性形になるということで、医学的にはテストステロンが男性の値であっても競技に影響するのかどうかは私にはよくわかりません。ただ、リオ・オリンピック800メートル女子決勝を振り返ってみると、1位セメンヤ2位ニョンサバ3位ワンブイの3選手がXY染色体をもつアフリカ系の女性でアンドロゲン不応症の特性である身長が女性の平均値よりも高いというのが影響しているのか?どうかは解りませんが、ニョンサバは他の選手と変わらないが2選手は肩幅も広く大変、たくましい身体をしていて、それが競技にどのように作用しているのか、また生得的なのか民族的なものなのか何なのかよくわからないところが難解にしているのでしょう。陸上は「テストステロン値が高い女性の出場資格を制限する」という裁定が出てテストステロン値を下げる薬を服用しないと競技には出れなくなったようです。それはセメンヤを凌ぐ記録で今も世界記録になっているのはクラトフヴィロヴァが1983年にだした1分53秒28はドーピングの疑惑(80年代に組織的なドーピングが行われていたと地元紙が取り上げている。)を持たれているように、公平性にセンシティブになるのはスポーツが国威発揚としての場になりドーピングに手に染める人が出てきていることに対する反応ということが考えられます。しかし、男性の世界記録と比べると10秒ぐらい差がありますので女性の中の差異になるのでしょう。

 

 

ついでに書いておくと男性同士でもテストステロンの量はそれほど変わらないが筋肉の質(速筋、遅筋)と量によって違いは出ていて、その違いと努力で勝敗を競うのが競技というものだから、普段は問題視されていないが、あからさまに違いが出てくると、ちょっとした工夫が競技にも必要になってくるかもしれません、陸上は同じようにはいきませんが、例えばボクシングのように階級制だと階級変更によって差異を調整できるとは思います、これも公平性の問題は残りますが・・・