少子化対策の費用捻出に社会保障費から500円ぐらいの増税になるというニュースが着目されていますが、不同意罪という何処から見ても少子化推進政策をしている政治家(官僚、有識者)たちが導き出した少子化政策で少子化が改善するはずがなく単なる所得移転に終わるという実効性がないものに500円の負担を強要される問題といった方が正しいでしょう、これによって時間、予算、機運のすべてを水に流すことになるでしょう。換言すれば私は岸田政権の震災対応に瑕疵があるとは考えておらず、それはこれまでの蓄積した経験が遺憾なく発揮されているからであって、その蓄積した経験を一切無視し、新たな方針だと地震大災害の際にボランティアのみにすべてを委託するというどう考えてもうまくいきそうでないものを、政治主導だと顔色一つ変えずに主張、実行しているのとなんら変わらない。不同意罪、想像するにわずか数%の活動家の声を政治家が拾いあげ有名芸能人とスポーツ選手がMETOOのまな板に載せられたことで女に近づくのは危険と世の男性陣に不信だけが深く広く浸透して少子化対策は穴の開いたバケツに水を入れるようなものになるでしょう。

 

 

 

 

私は社会でやらかした人がマスコミに叩かれて疎外されることについて何もやめることはないのにと考える方で、安倍さん二期目の「任命責任」はあるとしながら、その責任を果たそうとしない姿勢に、終りの会で吊るしあげられたが悪いとは思っていない私が最後に「これから気を付けます」と決まった言葉を言うことで学級裁判から解放されると同じようなもので悪いと思っているなら初めからしないわなと温厚に考え、あの鳩山さんにさえ早く辞任してもらいたいとは考えなかったが、岸田総理の全体主義の種をまく施政だけは本当に理解できないでいて、辞任したところで解決するわけではないというのは、その通りなのだが、辞任しなければ余計なこと(無自覚に全体主義の種をまく)を続けるでしょということで、本当に早く退陣してほしいと、心から願っている。岸田さんも責任、責任と口にするが菅さんは原発止めて国富を海外に流失させてもただ政界引退して終わりですから政治家の責任って本当に軽いものです。カリスマ性があって大きな期待を背負うが中身はないチェンジの人も期待に応えようと社会に余計な軋轢を生み出すけど、大きく見せようとする背伸びタイプの弱い政治家(バランスも考えられない)も力を証明しようと(しなければならないと)同じように軋轢を作り出す。その点、大きな期待もされなかったがねじれ状態という困難な状況でも力を誇示しようとしないでさっさと辞めた福田康夫さんは今に思えば弱い政治家ではなかった。政党でも民主党のように政権奪取して力を誇示しようとするのは弱い政治の証でカリスマ性があっても極力余計(もちろんこれにも問題はありますが)なことはしない安倍さんを見習ってもらいたい、というのも戦後の軍国主義云々の現実に伴っていない反省をいつまでやっているんだと思っている一方で仕方がないと考える面もあって、それは全体主義に至った反省は持ち続けていかなければならないと思っているのは条件がそろえば回帰しかねないからです。全体主義の種というのはヒトラーの首相就任のあいさつを想起すればわかりますが、ほぼ事実しか述べていない。左メディアの偏向報道、ある地域での福祉予算が税収より多い、インフレ、中産階級の崩壊、働けど生活が苦しいと不満を鬱積している国民の考えを率直に代言しているだけ。日本も人のことは言えませんけど、 ドイツ観念論と戦後賠償問題が合わさった結末があれです。アリストテレスの時代から不公平感は内乱のもとになるということは変わらないのですが格差原理(一番恵まれない人への機会になるような不平等は認められる) 以外の特定の救済が不公平感を生み、この不公平感がどれだけ危険なことか、あの政権交代も年金記録問題などの不満の蓄積が要因で日本の支持政党なし50%は投票する党がないから選挙投票率が低いだけで、平成21年の政権交代時は約70%(今55%ぐらい)と15%が動けばひっくり返されます。世界恐慌と高インフレ、不公平の不満の蓄積、ヒトラーや左メディアから煽動の手法を学んだゲッべルス、またはマルクス主義のような役者がそろえば右か左かわからないけど一応、条件だけはそろいます。大げさだと思われるでしょうけど、軍国主義云々とインプットしているから解りにくいのかもしれませんがコロナ騒動で全体主義の片鱗を本邦は見せたでしょ。岸田総理のやっていることが全体主義の種をまいているというのはハイエクの隷属への道を読めばより深く理解できます。

 

ナチスの議席

 

1928年12議席 29年に世界大恐慌 30年107議席 32年7月230議席(第一党)32年11月196議席 33年88・8%の投票率で647議席中288議席を獲得、その後、全権委任法につながっていく。わずか12席の泡沫政党が大恐慌を契機に、国民の不満の蓄積と左メディアがしていた意趣返しで、6年で国を支配してしまった。