亀田がボクシング界を滅茶苦茶にしたらしいという話、ボクシングのお笑い集合知界隈が口にするセリフだが、2ちゃんねるボクシング板は亀田が出てくる前から日本人選手に対する悪口が多かったというのは一体何を表しているのだろうか、それにボクシング業界自体にトラブルも普通にあり「安易な世界タイトル戦」や「タイトルの乱造」も1970年末期からすでに言われ始めていると私からすれば亀田の行為は何も珍しいことではなかったどころか世界までその範囲を広げると、最近も現役世界チャンピオンのDV逮捕があったように、その程度でという認識にしかならない。何せボクシング界は薬物、強盗、強姦、殺人があるような世界ですから。それで一体、日本ボクシングの何を滅茶苦茶にしたのか?彼らを端にして大きく制度が変革することがあったのだろうか大事な部分は提示しないと分からない。
もしかしてこれ
親父が暴れた、反社との繋がりとの風説、内藤戦の反則指示と反則行為、清水の休養のごり押し、IBF関係、三兄弟ということを割合しても確かに数は多くやらかしたのも厳然たる事実だが、総じて彼らより先の経験者がいて二番煎じ。先駆けではないのだからすでに日本ボクシングは滅茶苦茶になっているはずで、日本のボクシング界で反転可能性を試してみると亀田がボクシング界を滅茶苦茶にしたなんて嘘つきになるので私は口にできない。
日本ボクシング界のイメージを悪くしただろうという声が聞こえてきそうだが
2ちゃんねるボクシング板は亀田が出てくる前から~でもわかりますが、私も昔は日本ボクシング界について肯定的ではなかったし、元チャンピオンが車の走行トラブルで一般人を殴ったり、DVしたり、暴力団の相談役だったり、健保金に不透明な流用があったりと、私からするとこちらの方がうわ~となりますけれども、注目を浴びていないのでスルーされているのでしょうか、つまりポイントは注目を浴びる存在であったこと。注目を浴びるから衆人環視に曝されて一挙一動が記事になる。そうしたパックジャーナリズムの記事に影響を受ける。ならイメージを悪くしたことの責任は注目を浴びることに目を付けて記事を書いた媒体に半分ある。おまけに彼らより先の経験者がいることを提示せずに中途半端な情報を与えていると読者に対しても誠実ではない。戦中に戦争を煽って戦後、軍部の責任が~と、やっていることの基本は変わらないようです。ちなみに私はこういうことをワイドショーシンドロームと見ていて、どういうことかというと、ワイドショーは視聴者の注目を浴びることを目的とした元々、煽情する作りですから感情的になりやすい。その感情的な物差し=ワイドショー見て社会を知ったと思い込んで悲憤されても知らんがなとしか言いようがないが政局にも影響を与えていた。
それならイメージが悪くなるようなことをやらなければいいだろう、それは確かにその通りだがやらかしたということの半分以上が有名税で亀田だからやらかしたということになっている。そしてそのやらかしの9割は親父で、その責を問われてトレーナライセンスを剥奪されて責任も取っていて、これに関しては訴訟を起こしていないでしょう。
亀田がボクシング界を滅茶苦茶にしたらしいという話はワイドショーを見て社会のすべてを知ったと思い込み御託をならべているようなもので、そんな雑なことを言っていても注目を浴びるから形になる。私欲の為に注目を浴びるにフリーライダーしておいて滅茶苦茶にしたも何もないだろう。