このように問題と騒いでいるけど問題解決の為に情報を客観的に検査するという
基本的なことは度外視で、実際には耳学問も怪しいのだけれども事情通を気取り
「私は知っていると」一部分だけを誇張し誹謗している。
それに「姑息を考察   」にも書いたが、そもそもこういう方々が異口同音に「問題」とする
ランキング下位が~決定戦が~は認定団体決定(準則)のものであり
判定が~についても認定団体の責任においてとりおこなわれて判定しているのも
ジャッジだから問題提起は、これも認定団体に向かって言うのが道理と
問題提起の針路そのものが間違っているのである。

「誤審によるセーフは走者の陰謀」と記者やジャーナリストを名乗って
喧伝しているのがいたら野球好きの人は意見したくなりません?
だから私も初期の方(ランダエタ戦前後)は判定問題一つにしても選手に汚名を着せるのは
完全にお門違いだし、そんなことをしてもだれも反省しないから問題解決にもつながらない。
だからホームタウンデジシションもなくならない等等と(インターネット上)方々で
意見してみたのだが、それらに対する反応はこれである
「亀田擁護の書き込みはプロの工作員」と題して
なんでも亀田さんらがプロ工作員を雇いインターネット上で自らを擁護する
書き込みをさせているらしい。(byジェイ・キャスト )
当時、他にそうした書き込みをあまり見かけたことがないので恐らく
このプロ工作員とは私のことだと思うが、擁護コメントで金銭が授与できるのなら
それは幸いなことだが残念だが金銭をいただいたことも書き込みのプロでもありませんと
どういう心的傾向を持った方が問題と憎悪を煽っていたのかがご理解いただけるでしょ
事実を理解して発信するつもりなんて毛頭ないど度し難い人達なので
私は、その後は聞捨てることにしたけれども
こうしたものがニュースとして堂々とポータルサイトに掲載されている。
こういう記事の何処に信認があるのか私には皆目見当がつかないけれども
媒体というだけでインターネットが悪行を見破っていると影響力を持っていたりする。
勿論、これは掲載しているポータルサイトのクオリティに問題があるのだが
インプット側にも無知や馬鹿という問題があるのでしょう。


スキャンダリズムが売りなのにスキャンダラスな中身もなければ憎悪を煽るしかのうがないから
面白くもない、そんなゴシップ勢にも稀にヒットがあるので2つほど紹介しておく。
サイゾーがローマンゴンザレスを回避している井岡は亀田と同等と書いたことに
「タレント(熊田さん)の妖艶な水着姿」を書いた人が義憤から立ち上がり井岡の擁護に回るのだが
井岡はKO勝ちが多いから亀田とは違うなど亀田の悪口を一通り書いているだけで
全然、井岡の擁護になっていないのだけれども
スキャンダリズム同士の論争は「いいぞ!もっとやれ!、やれ!」とこれは面白かった
それから以前から亀田の悪口ばかり書いている人が井岡ファンだったのも滑稽だが
KO勝利や試合内容なんていうものは相手次第でなんとでもなるという初期の亀田否定を
この人は忘れたのか?ちなみには私はライトフライ級とフライ級に関しては
興毅の方を高く評価していてランダエタのことを意図的にかなり低く見積もって
評価している人がいるけど暫定とはいえチャナに勝利、敵地タイでもドロー
それに私は新井田を高く(6)評価していたから
その新井田を相手に勝っていてもおかしくない試合内容など
総合すると十分な実力を持った世界レベルの選手と(7)評価しているので
井岡がレベコに勝利したのがライトフライ級なら
同等の評価だけれどもいくらKO勝利を積み上げていても
あの相手であればランダエタに勝利している亀田の方が評価としては上
フライ級でもフライ級で歴然とした実績のないレベコよりも
5度防衛のうち4人がのちの世界チャンピオンになる
内藤の方が上だからエストラーダぐらいには勝たないと同等の評価とはならない。
誰と戦ったかという価値基準で決めるとこうなる。


(6)(どれぐらいかというと新井田も高山もローマンゴンザレスに敗れているが
もし新井田に高山のスタミナとスピリットがあればゴンザレスに勝てる可能性があると
思っているぐらいボクシングテクニックを評価している)

(7)(だからランダエタ第一戦でダウンを奪われ苦戦することも十分に予測できた
ダウンを奪われて苦戦したのは読み違えたからなんて低調なことはボクシングを
知っている人なら書かない。)


それからもう一つ、これもサイゾーからボクシングの業界紙に
亀田批判が掲載され始めたのは視聴率で劣る帝拳に
業界紙の記者が気を使ったからという視点で書かれていたものがあった。
そういう見方も出来るだろうけれどもインターネットの普及で素人も情報に触れる機会が増えて
プロとの差異が微妙になってきたからプロとしての体裁を見せつけたいところだが
余計なことは書けないし能力も必要だ。
そこに反撃されない安全な絶好のターゲットがいた。
これなら能力が低くても関係ない、それだけのことだと私はみている。
何を書くのもご自由だと思いますが一つ注意しなければならないことがある。
それは査定する側にいる貴方達も査定されているということを忘れないように。

ムニョスとのバンタム級決定戦ではこんな話があった。
モンティエルに敗れた長谷川にはブルゴスとのフェザー級タイトル決定戦が
11月26日に決定していた。それと同じ2階級飛びの亀田のバンタム級決定戦を対照させて
各スポーツ紙記者が飲み会で会合したときに、この話が話題に上がり
スポーツ記者連中が口々に長谷川の決定戦と亀田の決定戦は
「同列に扱うことはできない」と声を揃えていたと紹介している記者がいた。
長谷川は良いけど亀田はいけないということらしい、
業界紙からも同じ声がでていて、まさにスポーツメディアによる
異口同音なんだけれども、これは本当にそうで確かに同列にしてはいけない。
ただしこの場合は亀田がいけないのなら長谷川はなおさらいけないといわなければ
道理が通らない場面である。ボクシングにおいてKO負けは完全敗北である。
完全敗北を喫した選手が一試合も行わずに2階級あげて決定戦に出場する
そこにどんな理屈をつけるのか、判定負けで一試合間に挟んでいる
亀田の方がまだ道理はある。しかも長谷川の決定戦はのちに亀田が政治力だ
大問題だと騒がれることになった休養王者(エリオロハス 休養王者 2010年8月25日)
に関するものだ、さらに2010年5月29日 決定戦 ブルゴス× リカルドカスティリョ  
2010年5月15日 ファイナル決定戦 ジョニーゴンザレス×ハビエル・ソテロ と
このフェザー級ではすでに2つの Eliminator戦が行われていたのに
それが尊重されずに割り込んでの決定戦、いわゆる政治力(錦の御旗、ランキングを操作して~)
の話だが、これも亀田の時には大問題と騒がれるのに、
こうしたことは一切触れないで同列には扱えないと区別している。

同列に扱えないと区別するのは亀田のことを名ばかりの
世界チャンピオンと思っているからだとすると
長谷川とモンティエルの対戦が決定した時にモンティエルを最強と書き立てている
スポーツメディアがあったが私は腑に落ちなかった。
スーパーフライでの実績は知っているけど
バンタム級は正王者のペニャロサからタイトルを獲得したわけではないし
決定戦の相手シルバ戦 防衛戦のモラレス戦と対戦相手は水準の高い相手ではない
まさに亀田が名ばかりと言われている理由そのものだ
だから当時私はモンティエルと対戦と聞いて「手ごろな相手を上手くチョイスして呼んできた」と思ったし
モンティエルが長谷川戦後にドネアと試合した時にも日本のメディアに最強決定戦と言っている
所があったけれども実態としては準決勝が良いところだとブログに書いた。
その名ばかりの世界チャンピオンに絶対王者(メディアが作った比喩)は倒された。
どう思うかはご自由だけれども、これの整合はどうとるの?
(長谷川がKO勝利を続けていた絶好調の時にデンジャラスゾーンという言葉を使い、
その危険性を指摘し過度な煽て上げなんて私はしていない。)
専門としてやっているところが日和見をすれば信認を失う。
だから私の中ではこのスポーツメディアの面々はこれで終わり
以降、業界紙を一切見るのを辞めた。曲学阿世で「ハートを国に置き忘れてきた」や
「こんな最低な世界戦を観たことはない」と断言するのは簡単だが類似することは
またすぐに起きるのだから専門家なら言葉選びは慎重にしないと
ボディで倒されたら「ハートを国に置き忘れてきた」五十嵐×ナルバエス弟と
類似したことがあれば最低が更新したと言わなければ相手を選んでものをいっている
ただの太鼓持ち(機会主義)でしかない。


(亀田の休養王者の所を見てもらったらわかると思うけれども
勿論、私は長谷川の休養、2階級上げの王座決定戦、
そしてKO負けの世界再挑戦も問題とは思っていません。確かにKO負けは完全な敗北だが
それは徳義心でしかなく八重樫もそうだけどKO負けした後に即世界戦をするのは
3か月、6か月というルールがある以上、それは認定団体が決めた準則であるから
それを遵守している以上問題ではない。)


さて品性下劣なネットメディアに日和見なスポーツメディアを見てきましたが
徹頭徹尾こんな調子だから、せめて記者クラブ系の大手新聞には
メディア最後の砦を期待したいところだが「虚報」、「要請」、「貴方こそ何処へ行く」
にも書きましたが、ここも負けず劣らずの低水準
それなのにボクサーに対して「名ばかりのチャンピオン」などと嘯いている。
威光を笠に着ているのは貴方たちだろう、能書きなら
BBCにとってのチソラの件のように負けても防衛のIBFの件は
大手は違うという体裁を見せつけるこの上ないチャンス、
このチャンスをものにしてから言ってみろと思いましたが矢張り低水準だった。
よく記者クラブ系の大手と週刊誌の違いは事実関係の裏付けの正確性だというけれども
負けても防衛のIBFの件は何一つ精査もせずにコミッションのプレスリリースを
書き写していだけの仕事で事実上のなんたらの根拠もぞんざいだった。
その癖に角度をつけるのだけは手落ちなく

「JBCには、混乱を招いたとして17日に謝罪文を送った。
ただ、亀田の王座については「立会人にルールを変更する権限はない」として、
JBCの立場とは相いれないままだった。と朝日新聞は書いているけど


「当委員会のヒアリングを含め、何人もの朝日社員から「角度をつける」という言葉
を聞いた。「事実を伝えるだけでは報道にならない、朝日新聞としての方向性をつけ
て、初めて見出しがつく」と。事実だけでは記事にならないという認識に驚いた。
だから、出来事には朝日新聞の方向性に沿うように「角度」がつけられて報道され
る。・・・・なんの問題もない事案でも、あたかも大問題であるように書か
れたりもする。」
http://www.asahi.com/shimbun/3rd/2014122201.pdf
92ページの岡本委員



ここでもIBFの最終見解「立会人にルールを変更する権限はない」という事実に
「JBCの立場とは相いれないままだった。」と第三者委員会で指摘された角度をつけている。
ローカルコミッションに世界タイトルの処遇を決定する権限なんて最初からないから
「立会人にルールを変更する権限はない」のみが正答だが
問題と騒いでいるので含みを持たすために
「JBCの立場とは相いれないままだった。」と
角度をつけてあくまで問題があるように、これだけは工夫している。
原発、慰安婦のW吉田証言の前にも
伊藤律会見捏造事件、朝日新聞珊瑚記事捏造事件を引き起こしている
懲りない人達である。