ゴールデンプロモーションとビジネス上の競合者となるアラムプロモーターの鼻息は
自身の興行パッキャオ×ブラッドリーの試合後の記者会見でも荒かった。
要はメイウェザー×マイダナなんて予定調和だから・・・というネガティブキャンペーンは
パッキャオ×ブラッドリーの方が実力拮抗していて面白いという宣伝と
未来のビジネスに向けた布石なのかもしれないが予定調和は正しい見解かもしれない。
確かにマイダナにはメイウェザー攻略の足掛かりとなるパンチ力と突進力がある、
前回の試合も、その特長を活かして同系のスタイルを持つとされるブローナーを相手に
番狂わせを起こして勝利をもぎ取ったが、それでも、この試合の大方の予想はオッズも示すように
(マイダナ+850 メイ-1050)マイダナの強打は不発に終わり
メイウェザーが強さを見せるというものである。
これはマイダナがオルティス戦(同じ右フックで3度ダウン)やカーン戦(ボディでダウン)で
露呈した打たれ脆さとスタミナの不安もあるだろうけれども、矢張り一番の理由は
メイウェザーのボクシングに対する信頼にある。2007年リッキー・ハットン戦にTKO勝利した後
自身のプロモート会社に専念したいと一度引退した2年近くのブランクも合わせると
プロデビューが1996年10月だから現役生活も19年目にさしかかろうとしているが
未だに黒星は無く、カスティーリョとデラホーヤ戦以外は圧倒している実績もさることながら
その土台となる、もって生まれた才能を19年間維持させているという信頼は何事にも変えがたい。
スーパーフェザー級時代に体重超過によってタイトルを剥奪された
メイウェザーのエピゴーネンだと指摘されるブローナーとメイウェザーの
決定的な違いは2年近くのブランク明けの復帰戦でもマルケスからダウンを奪い
圧勝しているように余念のない自己管理なのである。
だから今回もメイウェザーに余念が無ければアラムの指摘とおり予定調和の試合になると思うが
2012年5月のコット戦のようなデザイアーをメイウェザーが持てば
マイダナの全体重を乗せた肩越しの右強打にもチャンスがあるかもしれない。
それというのもコット戦はほぼワンサイドの判定でメイウェザーに軍配が上がったが
メイウェザーはいつもの試合よりもロープ際に追い詰められる場面も多く
試合後の評価は白熱した試合でコットも食い下がったというものであった。
そして、試合後のインタビューでメイウェザーが何度も繰り返し強調したのが
今夜は男気をみせたというもので勇敢に打ち合ったとでも言いたかったのであろう。
これはただコットの戦術に巻き込まれただけかもしれないので真意は測りかねるが
インタビューを素直に受け取ると意図的に打ち合ったということになる
ここに隙が生まれ、これこそが今考えられるメイウェザー唯一の弱点である。
アラムのネガティブキャンペーンは未来のビジネスを見越して
弱点を引き出す為の計略であるのなら予定調和と、ともに本質を突いているのかもしれない。
そういえばオルティス戦のインタビューで奇襲を責め立てたラリー・マーチャントも
引き出させ ていた。メイウェザーに勝つためには老獪な話術が必要だな。
自身の興行パッキャオ×ブラッドリーの試合後の記者会見でも荒かった。
要はメイウェザー×マイダナなんて予定調和だから・・・というネガティブキャンペーンは
パッキャオ×ブラッドリーの方が実力拮抗していて面白いという宣伝と
未来のビジネスに向けた布石なのかもしれないが予定調和は正しい見解かもしれない。
確かにマイダナにはメイウェザー攻略の足掛かりとなるパンチ力と突進力がある、
前回の試合も、その特長を活かして同系のスタイルを持つとされるブローナーを相手に
番狂わせを起こして勝利をもぎ取ったが、それでも、この試合の大方の予想はオッズも示すように
(マイダナ+850 メイ-1050)マイダナの強打は不発に終わり
メイウェザーが強さを見せるというものである。
これはマイダナがオルティス戦(同じ右フックで3度ダウン)やカーン戦(ボディでダウン)で
露呈した打たれ脆さとスタミナの不安もあるだろうけれども、矢張り一番の理由は
メイウェザーのボクシングに対する信頼にある。2007年リッキー・ハットン戦にTKO勝利した後
自身のプロモート会社に専念したいと一度引退した2年近くのブランクも合わせると
プロデビューが1996年10月だから現役生活も19年目にさしかかろうとしているが
未だに黒星は無く、カスティーリョとデラホーヤ戦以外は圧倒している実績もさることながら
その土台となる、もって生まれた才能を19年間維持させているという信頼は何事にも変えがたい。
スーパーフェザー級時代に体重超過によってタイトルを剥奪された
メイウェザーのエピゴーネンだと指摘されるブローナーとメイウェザーの
決定的な違いは2年近くのブランク明けの復帰戦でもマルケスからダウンを奪い
圧勝しているように余念のない自己管理なのである。
だから今回もメイウェザーに余念が無ければアラムの指摘とおり予定調和の試合になると思うが
2012年5月のコット戦のようなデザイアーをメイウェザーが持てば
マイダナの全体重を乗せた肩越しの右強打にもチャンスがあるかもしれない。
それというのもコット戦はほぼワンサイドの判定でメイウェザーに軍配が上がったが
メイウェザーはいつもの試合よりもロープ際に追い詰められる場面も多く
試合後の評価は白熱した試合でコットも食い下がったというものであった。
そして、試合後のインタビューでメイウェザーが何度も繰り返し強調したのが
今夜は男気をみせたというもので勇敢に打ち合ったとでも言いたかったのであろう。
これはただコットの戦術に巻き込まれただけかもしれないので真意は測りかねるが
インタビューを素直に受け取ると意図的に打ち合ったということになる
ここに隙が生まれ、これこそが今考えられるメイウェザー唯一の弱点である。
アラムのネガティブキャンペーンは未来のビジネスを見越して
弱点を引き出す為の計略であるのなら予定調和と、ともに本質を突いているのかもしれない。
そういえばオルティス戦のインタビューで奇襲を責め立てたラリー・マーチャントも
引き出させ ていた。メイウェザーに勝つためには老獪な話術が必要だな。