ビゼー:カルメン組曲・アルルの女組曲 オーマンディフィラデルフィア管弦楽団 (1975-6) | ~Integration and Amplification~ クラシック音楽やその他のことなど

~Integration and Amplification~ クラシック音楽やその他のことなど

学生時代から断続的に聞いてきたクラシックCD。一言二言で印象を書き留めておきたい。その時の印象を大切に。
ということで始めました。
そして、好きな映画や読書なども時々付け加えて、新たな感動を求めていきたいと思います。

【CDについて】

作曲:ビゼー

曲名:カルメン 組曲第一番、組曲第二番 (36:30)

   アルルの女 組曲第一番、組曲第二番 (35:28)

演奏:オーマンディ フィラデルフィア管弦楽団

録音:1975年11月18日、1976年5月6日、12日

   フィラデルフィア Scottish Rite Cathedral

CD:BVCC-38050(レーベル:RCA、発売:BMGジャパン)

 

【曲に関して】

クラシックに興味を持って、2枚目に買った曲。当時買ったのはLPで、マルケヴィッチ ラムルー管弦楽団(フォンタナの廉価盤)。

その頃テレビで見たフィギアスケートで、この曲をテーマに演技していたので、買いたくなった。言わば、私のクラシックとの馴初めの一つ。いつでも気軽に聞ける音楽。

 

【演奏についての感想】

ゆったりと歌う様に演奏された、完璧に美しい演奏。

一つ一つのメロディのパートが、情緒豊かに丁寧に歌われている。

カルメンは、歌と踊りを表現、アルルの女は情景描写的な表現の印象。

アルルの女を聴きながら、ハリウッド映画のイメージが浮かぶ。

そう、アメリカの印象そのものの、古き良きハリウッド映画が描き出すイメージ。

オーマンディの演奏は、今まで精神性に乏しいとか訳の判らないことを考えて遠ざけてきた感じだけど、素晴らしい事は間違いない。

 

【録音に関して】

70年代のアナログ録音。

全体の音というより、細部が強調されて浮かび上がり、音が美しい録音。

 

【まとめ】

たっぷりと、音楽の美しさや華麗さを味わえる濃厚なCD。

この再発のシリーズは初めて買った。他も聞いてみたい。

 

購入:2023/04/17、鑑賞:2023/04/18