では今後は経営の目標について少しお話しましょう!
経営の目標とは一体なんなのでしょうか?
色々な意見考え方があるでしょう・・・
人間形成である・・・
マネジメントだ・・・
社会貢献だ・・・・・
それらは当然必要なものですが、ここではもっとシンプルに考えます。ビジネスのルールが儲けでした。
ですので経営の目標は利回りを最大限することを目標とするべきなのです。
同じ100万円稼ぐにも1000万円使って稼ぐのと500万円使って稼ぐのとでは意味が違うのです。
ただ儲けるのでは意味がないのです。
投資する資金は少なくして得る利益は最大限とる
これが大事なんですね!
「なにを当たり前のことを!」
「そんなことわかってるよ!」
という声がまた聞こえてきそうですが、企業の中には何もしないおばあちゃんより利回りが稼げない所が意外と多いのです。
どうしてそうなるのか?と言えば利回りという経営においての目標設定をおいていないからです。
「あなたの会社の利回りはどれくらいですか?」
という質問に答えられる経営者はほとんどいないのが現状です
誰もが少ない資金で多くの利益を得ることが大事な事をしっています。でも中小企業で利回りの計算をしている人がいるかといえばほとんどいません
利益の絶対額ばかりを追って、借入金をバンバン増やしていくそれなのにおばあちゃんの金利分さえ取れない・・・それが実態です
相手はただお金を預けていて寝ている人、こちらは毎日必死に働いている人。
おの毎日必死で働いている人の利回りが寝ている人の利回りより少ないとはなさけないことです。
でも多くの中小企業がそういう情けないことになっています。
しかも利回りがおばあちゃんより低いにも関わらず役員報酬はしっかりとっています。そしてそれなりに稼げていると安心しています。でも利回りがおばあちゃん以下なら本来は役員報酬は取れないはずです
「投資を出来るだけ少なくして、利益はギリギリまで多くとる」
といういう理屈は分かっている・・・・
でも実は何もわかっていないという証拠です
利回りはおばあちゃん以下にも関わらず役員報酬はしっかりとるという企業が大変多いのが現状なんですね