彼→バツイチ43歳、中2息子（発達グレー）
私→バツイチ41歳、中1長男・小4次男。臨月妊婦。
↑同居か別居か。彼との攻防戦の話です。
うちの近所に引っ越してきた彼親子。
その距離、100メートル。
それだけ家同士が近いと、
彼親子が自由に行き来して
お互い生活がグダグダになりそう
という予感は、最初からしていたが…
やはり、現実はその通りになりました
こちらに引っ越してくる前は、
パートナーの帰りが遅く出張も多いので
彼のお母さんが連れ子の面倒を見ていて。
連れ子は、好きな時に自宅に戻ったり
おばあちゃんちに泊まったり、
自由気ままな生活をしていました。
なので、連れ子の持ち物が、
自宅と祖母宅を行ったり来たりしていて
必要な物がどちらの家にあるかわからない、
なんてトラブルもよくあり…。
もう、その状況そのまんま
我が家でも再放送しようとしている親子。
そーはさせるか。
あたしは連れ子の母ちゃん
でもないし
ばーちゃんでもねえ！！
こーいうことは、最初が肝心だ…。
始業式のあと、我が家に直帰した連れ子に、
あのさ、連れ子君。
お父さんからどう聞いてるか知らないけど…
と、生活の仕方について話をした。
「学校終わったらまずはアパートに帰って。
制服をハンガーにかけて着替えてから
うちにおいで。」
「自分の物は、自分の部屋で管理して。
宿題とかウチでやってもいいけど、
ウチに持ってきた物は、その日のうちに
アパートに持って帰ること。」
そう言って、連れ子が我が家のあちこちに
バラまいていた私物をまとめて渡した。
「平日は、夕飯食べたらお父さんと一緒に
アパートに帰って。金土に泊まりにおいで。
お父さんが泊まりで出張の時は別だけど、
基本的にはウチで自由に寝泊まりしないよ」
そのほか、平日ゲームは18時まで、
TV、YouTube、アマプラ、全ての画面の
連続1時間以上視聴禁止など、
兄弟に守らせているルールを連れ子にも課した。
さらに細かいこと言って良いなら、
お菓子を黙って勝手に食うなとか
風呂でデカい声で歌うなとか
トイレで独り言言うなとか
パンツのままウロウロすんなとか
洗面所きれいに使えとか
もっと言いたいことはたくさんあるんだが
とりあえず絶対に守ってほしい
基本的な生活ルールをお願いした。
連れ子は、人の話を聞くのが苦手なので
途中、何度も口を挟みかけたが
「まず聞けよ。」
と有無を言わさず。
今まで、連れ子は
「優しくて穏やかなたくわんちゃん
」
しか見ていなかったから
厳しい言い方にさぞ、戸惑っただろうな。
連れ子は、自分も家族になったんだ
この家も自分ちだわーい🙌
てな感じかもしれないが、
冷たいようだけれど
他人同士が暮らすってこういうことだ。
今まで、ばあちゃんをメイドのように使って
やりたい放題だったんだから、
そりゃ今後の生活はキツくなるだろう。
私はばあちゃんと違って甘やかさないからね。
そして、私たちはただでさえ、
家族なのか他人なのか関係性が曖昧で。
その上、住まいも曖昧だと
お互いの生活の境界線が曖昧になり
すべてがグダグダになってしまう。
連れ子のためにも、うちの兄弟のためにも
（一番は私のメンタル保つ為だが。）
線を引くところは引いて共存していきたいと
私は思ってる。
てか、こういう話はパートナーが
連れ子にしておくべきじゃないのか
まぁパートナーも私が何も言わなけりゃ、
私をばーちゃんの代わりにしてただろう。
そんな都合よくいくわけないだろ
家族じゃないんだから。
持ちつ持たれつ、ウィンウィンかあるいは
私にプラスメリットがなけりゃ
こんな生活、負担すぎて成り立たねえわ！
女はみんな世話好きで
連れ子に対しても母性や愛情が
自然に湧き出てくるとでも思ってんのか？
そんなわけねぇだろ。
彼は、たくわんちゃんに負担はかけないと
言いながら、連れ子の面倒を見る大変さを
根本的に理解してない。
1人増えてもそんなに変わらないでしょ的な。
中学生だし、逆に使えるでしょ的な。
ぜんっぜん違うからな！！
「…ということなの。わかった？」
私が言いたいことを言い終えると、
「わかりました。じゃあ着替えてきます…」
と、連れ子がしんみりした顔したので
少し冷たく言い過ぎたか…と一瞬思ったが
「その前にトイレ！！🚽
」
と、トイレにダッシュで駆け込み
そのまま15分くらい出てこず。
その間、トイレで陽気な独り言
と
「ぶえっくしょい！！
ぶえーっくしょーーい！！！
あ〜。
」
というデカいクシャミの連発音。
挙げ句の果てに
汚いマスクをトイレ内に放置していった
アパート帰ってやれ！！💢