ベリーダンスを踊る女性の心情や踊りの魅力、愛すべきキャラクター満載の作品「セクシー田中さん」
悲しい出来事があり作者様のご冥福をお祈りすると共に、原作者様の本当の気持ちが伝われば良いなと思う今日この頃です。
原作者さんって、ストーリー。キャラクターの生みの親であり、とても大事にしていると思います。
意図しない形で作品に手を加えられたり、勝手に色々されたら本当に心臓に悪いです。
これは踊りも然り。
私は自分の公演は全部選曲、振り付け、アレンジや構成、照明。全て自分で作成します。
かけている労力も、時間もすごいです。
11/3の発表会はノンストップショーにしたので、つなぎで使う楽曲でさえ自分の持っている4500曲から探し。足りなかったら追加して探しています。
それを分数で編集したり。
曲順のバランスの調整をしたり。
見えない時間を膨大にかけています。
同じ曲でも、ボーカル有無。あるなら男女。ソロか混声か。メイン楽器(バイオリン、アコーディオン、キーボードなど)をどれを使っている曲を選ぶか?何十回も聴き比べ悩んで悩んで、最終2曲に絞り踊り比べて決定します。
(2022年から踊っている映画アラジンとかは、選ぶのに3日かかって聴き比べました)
そこまでこだわっているので、作品には愛着があります。
振り付けも同じです。
色々なイメージや音楽に合わせて振り付けを作っています。
なので、自分の振り付けを知らない所で踊られていたり、イベントで踊ると後から知らされたり、現在自分が踊っている曲をすぐに別の人が踊っていたりする(踊っているのを聞いたこと見たことないなら仕方ありませんが)と、どうしていとも簡単に人の作品に手を出すのかその感性がどうしても理解できません。
ダンサーはアーティストだと思っているので、自分の作品を作り踊って表現するのが普通だと思います。
それでも他のダンサーさんの作品を、憧れや、好きなどの理由で振り付けを学んで踊られるのは良いと思います。
でもこれも作者の許可無く、難しかったから、出来ないテクニックだったから、好きな部分だけ使いたいなどの理由で勝手にアレンジされて踊られているのも、作者や作品に対して愛情もリスペクトもなく、表現の自由という主張のすごく失礼な行為だと思います。
私は憧れの人の振り付けを踊らせてもらう時は死ぬ気で練習します。
テクニックも習得します。
ちゃんと作者の前でも踊れるくらいに作品を愛してリスペクトして踊ります。
それくらい、0から作品を生み出し作り上げる行為は大変で、出来上がった作品のイマジネーションを後から2次創作して広める事とはかける熱量が桁違いだと思います。
私の考えは堅いかもしれませんが、オリジナルで作品を生み出す大変さを経験していないとこの感覚はわからないと思います。
貴方はヒトの真似をするだけで満足する人になりたいですか?
貴方はどんなダンサー・人ですか?
この曲に何を感じて、見ている人に何を伝えたくて踊るのですか?
心の無い踊りはただの体操。曲に合わせて身体を動かしているだけです。
たくさんの作品への愛をもって踊りを続けていきたいですね✨✨✨