司法書士試験を受けるにあたって、予備校の入門講座を受けるのが一般的と思われますが、私もLECの入門講座を受けました。
司法書士試験の入門講座は三大予備校(LEC・TAC・伊藤塾)であれば信頼できると思います。
過去問の出題をテキストに反映させるのが試験の傾向からして当然でありますので、必然的にどの予備校もテキスト内容は似通ってくると思います。あとはテキストの説明・表示方式(例えば文章形式なのか、講義ノートなどのまとめ形式なのか)をよく見て自分にあったテキストを使用している講座を選べばいいのかなぁと思います。加えて、講師の相性はかなり重要だと感じました。入門講座は短くて半年、長ければ2年もの期間を授業等に当てることになります。やる気があっても講師がどうも・・・というのはマイナスにしかなりません。面倒かもしれませんが、すべては自分に返ってきます。長期的視野を持って、講師選びをしていただきたいと思います。ちなみに自分はLECの講座を受講していました。感謝!
記述式は伊藤塾の蛭町先生山村先生の演習を受講していました。今年の本試験でもそれがとても活きました。感謝!
以下、使っていた市販参考書を上げていきたいと思います。ほとんど入門講座や予備校の答練で知識を補完していたので、あまりありませんが・・・。
- 2012年版 司法試験 完全整理択一六法 民法 (司法試験択一受験シリーズ)/東京リーガルマインド
- ¥1,995
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LECから市販されている参考書。かなりのボリューム。司法試験用のではあるが、結構司法書士受験生も自習室で使用しているのを見かけた。確かに新司法試験の択一より司法書士試験の択一のほうが細かいですから、それは自然の流れなのかもしれませんね。
この本は使用上注意する必要があると思います。というのは、完全に情報の羅列。表紙にも記載されている「完全整理」とは、限られたページで択一に必要な情報を載せることをメインとしているので、どうも前後の背景やら判例が出した結論の理由がイマイチ分からないことが多い。そして、判例の結論と分かる「判」の記載があるが、年月日の表示がないため、詳しく調べることはできない。判例六法でチェックすることもできない。ので、非常にイライラする。情報量は多いが、それほど頭に入ってこない。むしろ、入門講座のテキストを完璧に消化してない人が手にすると、害にしかならないと思う。
ので、値段的に安いため手にしやすいが、かえってそれが自分を苦しめることになってしまうおそれがありますので自分の状態を把握した上で検討するのがいいと思います。自分は総則・物権を参考にしました。
債権部分は第三者のためにする契約など、過去問で問われた部分を参考にする程度にしておきました。司法試験の債権分野は情報量が多いので、司法書士試験受験生は取捨しながら適度に見ておくことが重要です。
評価:★★★★☆☆
- 司法書士記述式過去問集 2012年版 1 不動産登記法/早稲田経営出版
- ¥3,150
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一応過去問の出題傾向を参考にしようと購入した1冊。LECのがあればそれが良かったのだが、市販されておらず、LEC窓口で購入できる記述式問題集も直近の本試験問題が反映されていなかったので、やむを得ずWセミナーのこの本を買った次第です。
率直な感想、これは買う価値なし。ページ数をより少なく済ますために、無理している部分が多い。解答欄が問題文のあとにあるのだが、解答欄のすぐあとに正解解答例が見開きで印刷されてたりするので、真剣に問題を解答・記載しようとすると答えが見えてしまう。1ページくらい空けて、めくった次のベージに解答例載せればいいのに。そして、紙が非常に薄いので、裏の解答例が見えてしまうこともあり。
はっきり言って、受験生のことを全くといっていいほど考えていない参考書。もし、他の記述式問題集を手に入れることができるなら、そっちのほうがおそらくはいいでしょう。
評価:★☆☆☆☆☆
- Leverage商業登記法―商業登記論点集約書式集/辰已法律研究所
- ¥3,150
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非常に優れた本だと思います。使ってる人はあまりいないようなのですが、中途半端に記述のインプット講座を受けるなら、この1冊を完璧にしたほうがいいと断言できます。
それぞれ論点別に説明していくのですが、各項目の重要ポイントやヒッカケ論点を図でまとめてくれているので、2回目以降読む時はそこを重点的に潰していけば、記述の知識のみならず思考方法が自然と身につきます。自分はこの本で商業登記法の点数が安定しました。絶対的にオススメ。
(自分は時間の都合上、掲載されている中で一般社団と特例有限だけ飛ばしていたのですが、H24の本試験問題ではその特例有限が出題されました・・・問題文を読んで特例有限が記述で出題されたのを知った時死を覚悟したのは言うまでもありません・・・)
評価:★★★★★★
- 2012年版 司法書士試験 合格ゾーン 過去問題集 民法(上) (司法書士試験シリーズ)/東京リーガルマインド
- ¥5,040
- Amazon.co.jp
すべての科目を揃えました。そのなかでも民法は完璧になるまで潰しました。多分10回以上回したのではないかと思います。それくらい民法では過去問を重視していました。最後のほうでは2日で民法上下巻を回せるくらい知識が定着してました。
説明も詳しすぎずまた簡潔すぎずで丁度良かったです。司法書士試験を目指すなら合格ゾーン一択ではないでしょうか。年度別を本試験感覚慣れのために購入する人もいるようですが、自分はそのようにはせず、ひたすら合格ゾーンを各科目回しました。
評価:★★★★★★
- 司法書士完全予想模試〈’12年版〉/成美堂出版
- ¥2,205
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ほかにTACなどの模試参考書も購入しました。
購入するかどうかはその人の時間との相談だと思います。
模試参考書を解くのは大体直前期4月以降くらいだと思いますが、ハッキリ言ってその時期は悠長に問題解いてるほど時間はないです。ですので優先すべきは各予備校の行っている公開模試です。周りには同じ受験生が同じ場所で解いてますし、予備校によっては本試験が行われる会場で模試をすることもありますので、予備校のおこなう模試はお金と時間が許す限り受けていただきたいです。
評価:★★★☆☆☆(成美堂出版のもののみならず、模試問題集として市販されているものの評価)



