- ヤクザが店にやってきた―暴力団と闘う飲食店オーナーの奮闘記 (新潮文庫)/新潮社
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あらゆる業界において、ヤクザとは一度遭遇するものである。
著者である宮本氏は川崎を中心に飲食店を経営しており、みかじめ料やしのぎ料の請求などやくざから要求された実体験を活字におこしてこの本を発表した。
やくざには一切みかじめ料など金品の供与はしない、という信念のもと経営をするのであるが、その姿勢を貫くというのは生半可なものでは継続できない。著者のメンタルの強さには感服する。
私自身法律家を目指しているのであるが、有資格者になった場合必ずヤクザとは接する機会が出てくる。
その時に著者のように信念を貫き彼らに強い意見が言えるのだろうか・・・法律家は国の制度に守られておりヤクザが手を出しずらいという環境はあるが、それでもヤクザは恐ろしいということに変わりはない。
著者の信念を思い出し、偽り無く正義の実現をはかりたいものである。
評価:★★★★☆☆