暖炉取り巻く物が変化して 変わったのだろうか 想いは低く すべるように音もなく こんな気持ち あったんだね 海面に漂う藻みたいに、 微かな気泡が立ってゆらゆらと 流れる形を見上げて 想いは低く すべるように音もなく 暖炉が好きと いうもう一つの想いの横にいて 想いは低く すべるように寄り添って 昂まって いつもの静寂があるだけなのに 左の隅に暖かい 育んで確かめて 暖炉の火がはぜて 今宵も飛びっきりの夜を 交わそうね