三連休明けの面会。



期待と不安が入り混じった感情のまま病院に着いたら全身が心臓になったのかと思うほどドキドキしていた。


面会に行くと起きているのであろう旦那。


まだぱっちり目覚めてないのか…と思う気持ちもないとは言えない。

だが金曜日とは比べ物にならないほど意識が戻ってきているのを感じた。



まず大きな変化として、声を出せるようになっていた。



あーあーとなにも意味のない声ではなく、
舌がうまく動かないだけで何か伝えようとしていることはとてもよく感じた。



嬉しい。



素直にそう思った。



それと同時に、伝えたいことをわかってもらえずにもどかしいだろうなと感じた。






グーチョキパーは高速でできるようになっており、何度も見せてくれた。

足が動くこともしっかり見せてくれた。

手もしっかりと握ってくれた。

頑張り屋の旦那、頑張りすぎてしまうだろうと思ってあまり頑張れとは言わなかったが、頑張っていることをすごく感じた。





15分しかない面会時間。

終わりの時間が来て


『バイバイはできるの?』



と聞いた。





すると、しっかり手を握って


『行かないで』


と伝えてきた。


手を離す度に手を伸ばし、もう一度手を繋いでくれとベッドをバシバシ叩いた。




ごめんね。
まだ連れて帰れないの。

おうち帰りたいよね。

また明日来るからね。




そう言って後ろ髪を引かれながらもなんとか帰ってきた。




そうだった。
私が寂しいのと同じように旦那も寂しい中一生懸命がむしゃらに生きているのだ。



弱音を吐く時もあるけれど、大好きな旦那が帰ってくるその日のために少しでも安心して過ごせる環境を整えていこうと改めて思った。





また明日、1日1日、大切に生きていこう。