トロントより
おはようございます
昨年発表された移民制度、特に留学生に対する査証発行制限は大きな話題になっています。今朝も留学生数が制限されることで、特に中小企業での労働力不足が加速するといった経済的影響が懸念されていました。
本来、留学生を労働力として位置付けるのはどうかとも思いますが、実態はそうなのでしょう。
その留学生、特にカレッジでの対応が記事になっています。
オンタリオ州の最北といってもよい街TimminsにあるNorthern Collegeでは、トロントにある私立カレッジPures College of Technologyとパートナー契約をして、留学生を受け入れてきました。
しかし、留学生の急増で受け入れきれなくなっているようです。カレッジ側では、留学受け入れる際に、留学ビサが一定割合で拒否されることを想定し、多めの入学許可を出していたようですが、その留学ビサの承認数が想定を大きく上回ってしまったことから、一旦発行した入学許可の取り消しを行っていたそうです。昨年春には1000人程度、昨年秋には500人程度の入学許可が取り消されたそうです。
取り消された留学生はまだカナダに来ていないため、当地での混乱はなかったものの、カレッジの対応に問題があるのではないかとなっています。
パートナーであるトロントの私立カレッジの収容人数は3500人程度だそうですが、昨年秋の入学では、5015人以上に入学許可を発行していたそうです。
公立カレッジ、パートナーの私立カレッジ、オンタリオ州カレッジ・大学担当省との間では、お互いの責任のなすりあいとなっているようです。
取り消された学生には、返金がされているようですが、手数料や航空料金など準備していた部分の損失はカバーされていないようです。
こうしたことが早急に改善されないと、留学先としてのカナダ、オンタリオの信頼は失われていきます。
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<このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません>
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