＜このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません＞
トロントより
おはようございます
昨日、カナダ中央銀行は今年最初の金融政策発表を行い、政策金利を５％に据え置くことを発表しました。
市場関係者は、今年中の金利引き下げを期待していますが、そのタイミングについて具体的には言及しませんでした。
しかし、市場では春以降６月あたりに金利引き上げがあるのではという予測の下、織り込み済となっているケースが多いそうです。
それを期待しているのが住宅建設業界と住宅を購入した人達。
GTAの新築住宅販売は落ち込んでいますが、多くの買い手は今年の春以降の金利引き下げを待っていると見られています。少しの金利差でも長期にわたる住宅ローンでは大きな金額差となりますので当然でしょう。
ただ、カナダ中央銀行では、金利引き下げにとても慎重です。インフレーションの指標CPIがターゲットである２％に向かうかどうか、特にコアを言われる物価指数が下がりきっていないと見られており、住宅市場がまた過熱することも懸念されています。
今後の経済指標次第でしょうか。
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