<このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません> 

 

トロントより

おはようございます

今日は、朝から事務所に出ていたのでブログが遅くなりました。

 

今日もマイナス10度を下回る寒い一日でした。このレベルの寒さは、平年並みなのですが、久々なのでやはり寒く感じますね。

 

新聞紙面トップにはこの写真が掲載されています。

10年近く続いた市内西部のデイケアが今年夏、突然閉鎖となることが発表されました。近隣に住み、このデイケアにお子さんを預ける予定だったご家庭はパニックになっているようです。

 

トロントでは、従来よりデイケアが少なく、多くがウェイティングとなっています。また、市の援助を受けられる枠も限られており、支援が得られない場合にはかなりの高額な保育料を覚悟しなくてはなりません。

 

連邦政府は、全国ベースで10ドルデイケアを推進しており、そのプログラムに参加する州、地方行政単位、そしてデイケアオペレーターに働きかけていますが、その完全実現にはまだまだ時間がかかりそうです。費用支援だけでなく、デイケアスポットを増やすことも計画されていますが、まったく進んでいないのが現実です。数年待つ間に、お子さんは幼稚園の年齢になってしまいます。

 

移民・難民、そして他州からの流入が増えているトロント市ではデイケアの需要はますます増えています。物価、住宅費が高騰しており、家計を維持するためには働くことが必要になります。そして、そのためにはお子さんを預ける場所がますます必要になります。

 

こうしたバランスの悪さは、様々な面でも見られるものですが、行政施策が後手後手になっているためでしょう。住みやすいトロントにするには、多くの課題が山積です。

 

 

1月18日の話題

(1)コロナ特別融資一部免除期限がきて、資金繰りに奔走

(2)留学生の受け入れ数が制限される

(3)レンサ球菌が拡大していた

 

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