< このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。また文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません>
トロントより
おはようございます
今日の新聞紙面トップはトロント市の2023年犯罪データとなっています。
トップは、やはり車両盗難。
年間12143台の車が盗難にあったそうで、2003年の12357台に迫る数字となったようです。ただ、2003年の数字は、トロント市が合併してデータの統合システムが完成する前のものとなっており、重複データもあると推測できることから、おそらく2023年のデータがこの20年ではもっとも多いと思われます。
車両盗難の数だけでなく、その盗難の凶悪化が問題です。カージャッキングの件数が急増しており、2014年には20件だったものが2019年に100件を超え、2023年は282件となっています。昼間の市中、駐車場で銃やナイフを突きつけられ、高級車を強奪されるという事件も増えています。
しかし、全ての犯罪が増えているわけではないようです。
銃による被害者は2019年のピークの後、減少しており死傷者数は168人まで減っています。コロナの影響や経済低迷により、銃の闇流通が減っているのかもしれません。
結果、銃による死亡者は減っていますが、安価なナイフによる刺殺事件が増えています。
暴行事件も2020年以降増え続けています。
こうした傾向と変化の要因、背景として考えられるのは
ー コロナによるあらゆる面での活動の低下からの回復
ー 住宅費、生活費が高騰し、生活に困窮した人が増えた
ー 移民・難民の増加
こうした背景から、不法行為に走り、安易に金を得ようとする人が増えたのではないかと思われます。
この傾向が今年改善されるのかどうかは、警察機構の努力だけでなく景気回復、住みやすいトロント市になることが必要だと思います。
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