< このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。また文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません>
トロントより
おはようございます
カナダは急激に人口が増えており、6月に4000万人を突破しました。2022年だけでも100万人以上増えていますが、そのうち内訳は
留学生・就労査証労働者 607782人
永住者 437180人
カナダ政府は、移民受け入れにより、経済の担い手不足を補い、同時に個人消費や住宅需要を活性化させるという二兎、三兎を負うことを考えており、2025年には年間50万人を受け入れる予定です。
しかし、問題は、受け入れるための住宅。
住宅建設が進まず、向こう2年でも50万戸の住宅が不足すると予想されています。住宅建設現場で働いてもらう人達の住宅がないという事態で、タマゴが先か、ニワトリが先か、という状況です。
先進諸国同様、カナダも少子高齢化が進んでいます。2020年の出生率は1.4となり、史上最低レベルとなっています。
こうした人口増とそれによる諸問題に対し、不正で留学する学生が増えていることから、政府は留学生の受け入れ制限を検討しています。
また、高齢化により、医療費の増大、労働人口の減少、税収入縮小が予想され、公的資金の使われ方にも大きな影響があり、住宅建設支援に使える予算にも限界があるようです。
賃貸住宅建設を支援する連邦政府税優遇制度は10年前に廃止となっており、現在の住宅建設の停滞の要因になっているとも言われます。
経済の活性化、住宅建設推進のためには、移民による新たな労働力が欲しい、しかし、それを受け入れる住環境がなく、新規建設も支援できないという身動き取れない状況となっているようです。
カナダの移民政策と経済支援、大幅な方向転換が必要かもしれません。
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