< このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。また文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません> 

 

トロントより

おはようございます。

カナダの人材不足が深刻な状態です。

カナダ統計局から発表になった7-9月期の求人数は959,600ポジションとなり、4‐6月期の992,200ポジションよりはやや下がりましたが、依然として非常に高い数字となっています。

 

パンデミック前の2020年1-3月期と比較すると、なんと72.7%の増加です。求人と求職者の比率を見ると、パンデミック前は、求人1に対して、求職者6という比率だったようですが、今は、ほぼ1:1となっているようです。

 

その背景には、低賃金で働いていた高齢者がリタイアし、高賃金を望む若者が増えたことから、特に低賃金の職で採用が進まない状況が広がっているようです。

 

業種別で見ると、求人が多いホテルや飲食サービスでは大幅に賃金を上げており、求人数は4‐6月期より6.5%下がったようですが、その賃金上昇率は10%となっているのだそうです。

 

一層深刻なのは医療業界。この業界では、資格が必要とされることから、絶対的な数が足りていません。賃上げ率は平均6%となっていますが、物価上昇が7%近くなっていることから、魅力ある賃金とはなっていないようです。

 

しかし、専門家の中には、こうした求人数の多さは、今後来る景気後退リセッションに向けたバッファーとして働くかもしれないと見る人もいるようです。

 

リセッションになると、ジワジワの解雇やレイオフが進みます。今は求人していますが、その求人を取りやめることでリセッションを乗り切れるところもあるかもしれません。

 

マクロ的に観た考え方で、個々のビジネスにとってみると当てはまるケースは少ないようにも思いますが。

 

 

21日の話題

(1) クリスマスの週末はストーム

(2) 未成年の少女8人が殺人容疑で逮捕

(3) 野球グラウンドがアイスホッケーリンクに

 

20日の話題

(1) ホワイトクリスマス。でも、ちょっと心配

(2) コンドミニアム惨劇続報。

(3) ガソリン価格が下がっても食材価格はすぐには下がらない

 

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