トロントより

おはようございます

 

今朝は、体感マイナス15度くらいまで冷え込んでいましたが、日中は気温でプラス2度くらいまで上がるようで、極寒注意報も解除されました。

新聞掲載の写真です。

冷え込みから始まった新年ですが、青空が見えると沈んだ気持ちも少し晴れますね。

 

朝刊紙面トップはこの写真です。

昨日発表された再開ロードマップステップ2への後退。

 

クリスマス、年末年始の時期に重なり、感染者数や医療逼迫状況を見て検討するとしていたオンタリオ州政府ですが、やっと決断しました。

決断が遅いという批判は常にありますが、まずは決断したことを評価してはどうでしょうか。

 

ただ、学校については12月30日の発表で、1月5日への2日間対面授業延期としたばかりでしたので、混乱は避けられない状況です。

教員側も、生徒のメンタルヘルスや学業効果を考えれば、対面授業が一番だと認識しており、再開に向けた感染防止対策強化を要請しています。

 

保護者は、オンライン授業となったことで、子供たちを見るために、保育所・学童・シッターを探す、仕事を休む、シフトを調整するなどが必要となり混乱しているようです。特に、現場に出なくてはいけないエッセンシャルワーカー、中でも医療従事者の方への影響は大きいようです。

 

医療現場では、ますます逼迫度が上がっています。

 

一部の医療ユニットでは、オミクロン感染患者数増、スタッフ不足などにより、内部通達ながら、Code Orangeを宣言し、スタッフに対して持ち場再調整や、診療・検査・手術などの見直しに取り組むことにしたようです。この宣言はパンデミックになって以来、初めての発令だそうです。

 

明日からの規制再強化で、レストランなどはまさに最後の生き残りをかけた試練となります。

 

オンタリオ州を含め、ほぼ全州で規制再強化となっており、経済への影響は避けられません。

経済面では、さらに物価上昇が懸念されます。11月の消費者物価上昇率は、4.7%となっており、カナダ中央銀行がターゲットとする2%の2倍以上の高い数値となっています。

 

米国でも同様の傾向がみられることから、金利引き上げが予告されており、カナダも追随すると見られます。

 

物価上昇と金利引き上げは、住宅市場、家計債務、貯蓄率などに影響を与えます。

 

長期的に見ても、経済回復に黄色信号が点滅していると考えたほうがよいかもしれません。

 

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