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トロントより
おはようございます。
今日の発表です。
新規感染者 287人
トロント市 42人
ピール地区 26人
ヨーク地区 12人
ウォータールー地区 66人
死亡 12人
入院患者 203人 *週末未報告あり
ICU患者 289人(3人増)
検査件数 18524件
陽性率 1.5%
ウォータールー地区での感染が高いままですが、その他の数字には、安心してしまいます。本当は、これらの数字レベルも安心できるものではないのですが。
ワクチン接種がどんどん進んでいますが、若い世代への接種が遅れているようです。
ジェネレーションZと呼ばれる18-24歳層の接種もできるようになり、トロント市では多くの若者も接種に急いでいるようですが、その他の地域では進んでいないところもあるようです。
昨日時点でオンタリオ州成人の77%が少なくとも1回の接種を終えていますが、ジェネレーションZとミレニアムと呼ばれる年齢層18-29歳では、64%、ナイアガラ地域では55%、サドバリー地域では53%と遅れているとのこと。
ワクチン接種をしない人が多いと、ウィルスの保護場所となってしまい、特に小さな地域では感染が広がりやすいと警告が出されています。
変異ウィルスは若い世代でも重症化するケースが増えているようですので、できるだけ早く接種を受けることが必要ではないでしょうか。
コロナパンデミックになって15か月。
雇用、経済に大きな影響を与えていますが、物価はあまり注目されてきませんでした。政府の誘導金利も引き下げられ、不動産バブルがさらに膨らむという異常な減少も見られます。
カナダ中央銀行は今年に入っての物価上昇をあまり気にしておらず金利引き上げには慎重な姿勢を見せていますが、専門家は物価上昇に懸念を示しています。
直近の消費者物価指数を見ると
4月 3.4%
5月 3.6%
となっており、カナダ中央銀行がターゲットとしている2-3%のレンジを大きく超えています。原油価格の上昇という要因はあるものの非常に懸念されるレベルで、従来であれば金利引き上げに動いてもおかしくないレベルです。
コロナという状況をどう見るかが判断の鍵となりそうです。
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