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トロントよりおはようございます。
気温14度と気持ちよい朝となりました。
日本では、台風9号に続き、勢力が桁違いと予想されている台風10号が週末に来るようで、とても心配ですね。
この夏は、大きなイベント、フェスティバルがすべて中止となり、できるものはバーチャルで行ったようです。
トロントの夏の風物詩 Canadian National Exhibition CNEも中止となり、がっかりしたお子さん、ご家族も多かったのではないでしょうか。
そのCNEが今年の中止による損失を6ミリオンを発表しました。
現在は、政府レベルのビジネス支援プログラムによるローンを申請中で、なんとか今年は乗り切ろうとしているようですが、今後の状況次第では、将来の継続についても危ないと述べています。
政府レベルからの資金援助、トロント市からのリースやライセンスの取得などがポイントとなるようで、もし2021年も開催できないようだと、その後も永久に再開できないだろうという見通し。
トロント市、オンタリオ州にとっても大きな経済効果を産むイベントであると同時に、1879年から続いている歴史あるイベント。
なんとか存続させて欲しいと思います。
しかし、コロナの見通しはよくないようです。
月曜日にトロント市保健局専門家が発言した内容では、これから確実にやってくると言われる第二波は、4月の第一波よりもさらに厳しいものになるというものでした。
トロント市長は、そうなった場合の再度ロックダウンの可能性について明言していませんが、ビジネスとのバランスを考えて検討が必要との感触を示しています。
オンタリオ州の中でもGTA(特にトロントとピール)で感染者数の上昇傾向が見られますので、注意が必要です。
学校再開目前にして、トロント教育委員会が行った登録が締め切られました。
結果は、20%~30%がオンラインに留まるとのこと。
そのためトロント教育委員会では、ハイスクールでのオンライン対応として、オンライン授業集中専門部隊を編成するようです。
700名以上の先生をオンライン専門として、約14000名の高校生を指導するという体制とのこと。
ハイスクールは、コース単位制ですので、こうした対応でもできるのでしょう。
しかし、エレメンタリーはなかなか対応が難しいでしょうね。
先行して学校再開したケベック州では、3つの学校で感染が報告されています。
その感染経路を調べた結果、カラオケバーでの感染と判明したようです。感染を広げたのは生徒ではなく家族とのこと。
こうした事例を見ると、学校での感染を防ぐには家族の協力と感染防御対策の徹底が必要なことを改めて感じます。
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