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トロントより、こんにちは。
雷雨はまだ来ませんが、不安定な天候です。
今日は、教育委員会関連や開校体制に関する話題が多いですね。
まずは、オンタリオ州が変更した教育委員会ディレクターの資格要件変更。
これまで、教育委員会のディレクターの要件として、教員経験があることが挙げられていましたが、教育省は、教育委員会のダイバーシティーと今後の時代に向け新しい教育制度を求めるために、あえて教員資格を要件から外し、新たな人材を求めるようにしました。
これに対し、旧態依然とした教育委員会やその関係者から様々な声が上がっているようです。
典型的なのは、”教員経験がなければ現場がわからない”というもの。
個人的には、この変革、非常によいと思っています。
今後、New Normalとなる教育制度を作っていくためには、これまでにない考えや手法を教育委員会に持ち込む必要があります。そのためには、従来に捉われない考えの人が絶対必要だと思います。
現在、議論白熱している9月からの開校体制など、まさにNew Normalとなる教育体制ではないでしょうか。
そんな最中ですが、なんとTDSBのトップが辞任です。
一番大変なときに、辞任とは信じられません。
9月開校プランからの責任逃れとしか思えませんが、所詮、そんなレベルの人だったのでしょうね。
彼女がトップだった期間、何も変化がありませんでした。
今朝ご紹介したように、アルバータ州では感染がぶり返しているようで、今後が見通せなくなっていますが、学校再開は予定通り行うようです。
州首相によると、他の地域や試験的に行っているサマースクールの現状を見ても安全に再開できると確信したとのこと。
本当に大丈夫でしょうか。
心配です。
ハルトン教育委員会が登校とオンライン授業のハイブリッド体制を取り下げるよう教育省に要請している記事の中で提案していた屋外授業。
その案に対して、州首相は好意的に考えているようです。
”検討に値しないアイディアはない”
現実的かどうかは別として、こうしたオープンな考え方、好きですね。
教育委員会にも、こうした考えを持ち込める人が必要です。
学校再開後の感染防止対策として、授業中のマスク着用が一つの争点となっています。
その点につき、保護者へのアンケート結果が出ています。
保護者の2/3は、学校の中で、少なくとも特定の時間にはマスクを着用すべきだと考えているようです。
保健衛生専門家や教育関係者は、学校が再開された場合、学校内では、フィジカルディスタンシングが取れない・取りづらい場所(廊下、トイレなど)では、マスク着用が好ましいが、教室内ではマスク着用せず、机の配置などでフィジカルディスタンシングを取ることを推奨しています。廊下などでは、できるだけ接触しないように指導することも書かれています。
休み時間の屋外での活動では、接触する機会が多く、フィジカルディスタンシングを取ることが難しいと考えているようで、マスク着用は必要となるようですが、屋外でもマスク着用はさて定着するでしょうか。
最後に、簡単に今後の消費者行動について。
カナダ統計局がまとめた消費者行動について。
今後、支出を控えると答えた行動
レクリエーション 32%
レストランでの食事 51%
衣服購入 32%
食べ物のテイクアウト 31%
エンターテインメント娯楽 37%
こうして見ると、外食を減らす人が約半数ですが、その他の項目は1/3程度に人しか支出を減らすことを考えていないようです。
今後、景気後退、雇用不安が大きくなると思いますが、意外の皆さん、楽観的なんですね。
感染を抑えられるかどうかは、我々の行動次第。
マスク着用は、ニューノーマル。
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