トロントより、おはようございます。

 
一昨日からの断続的な雪で、我が家の前も雪の壁ができました。
高さは1メートルくらいでしょうか。
 
この冬の初め、長期予報で、暖冬が続いて後、3月上旬ころに雪がたくさん降ると予報されていましたが、まさにその通りになっています。
 
この雪で喜んでいるのは白クマさん。
トロント動物園にいるHudson君(8歳)
昨日は
International Polar Beat Day
国際シロクマデー
 
雪ではしゃぐHudson君の姿、いいですね~。
 
良くないのは、こちら。
新型コロナウィルスCOVID-19の感染拡大、特に日本の状況を受け、カナダのIOC委員の古参DICK POUND氏が東京オリンピックの実施決定期限を5月24日頃と発言したことについて、記事になっています。
 
日本のニュースには取り上げられていませんが、POUND氏は選手に向け以下のようにも発言しているそうです。
”貴方のスポーツに集中を続けてください、そして、パンデミックとなった場合には、その状況の中(東京オリンピック)に、送り出さないことを確認するように”
 
これって、パンデミックになることをほぼ確信している発言では?
 
また、もしWHOがパンデミックを宣言したら、選手を送らないという意味にも取れますね。
 
いずれにしても、3月中に収束の兆しがみられるかどうかが鍵なのでしょう。
 
収束することを願います。
 
収束の兆しが見えない問題がここにもあります。
パイプライン建設に絡む先住民の利権と、建設による環境破壊反対を理由にカナダの鉄道網がマヒしています。
 
カナダは輸入に頼っている国で、東岸、西岸、そして米国、メキシコ、南米など南から輸入していますが、大量輸送にはもちろんコストが安い鉄道を使います。
 
しかし、今回の鉄道マヒで、鉄道からトラックや航空機にやむを得ず振り替えざるを得ない状況も出てきています。
 
すると何が困るか?
 
輸送費です。
 
この記事の試算では、コストが最高10倍にも跳ね上がるとも言われています。
 
このコストとは、輸送費だけなのか、コスト全体なのかよくわかりませんが、それは結局販売価格に転嫁されることになるので、いずれ消費者にツケが回ってきます。
 
先住民の利権も環境破壊も理解できますが、鉄道封鎖はやめていただきたい。
 
今日の話題は、トロント教育委員会
 
北米でも最大規模の教育委員会であるTDSBですが、オンタリオ州政府による教育費カットで、70ミリオンの欠損が見込まれており、それを回避すべくそのマネジメント力が問われています。
そこで出てきた案がこれ。
 
教育委員会が運営するスクールバスの費用を削減するべく、一部の学校の始業・終業時間をずらそうというアイディア。
 
計画では、スクールバスルートとなっている学校131校がリストアップされており、時間変更を行うことに。
 
それによって、スクールバス55台を廃止することができ、それによる節約は2.5ミリオン。
 
費用削減のために、知恵を出し合ったのでしょうね。
 
変更となる学校でスクールバスを利用しているお子さんのご家庭では、時間が早くなるのか遅くなるのかによって一日の行動パターンを変える必要があり、もしかしたら仕事へも影響がでるかもしれませんね。
 
でも、教育委員会の費用削減努力は認めます。
 
その調子で教育委員会としての仕事をしっかりしてください。
なにせ、教員はストライキで仕事していませんから。
 
最後に、既にご紹介したオンタリオ州の新自動車ナンバープレートデザイン。
 
夜番号が読めないというクレームが問題として確認されたようで、、その問題が解決するまでの当面、元のデザインに戻るようです。
いやはやなんとも情けない変更ドタバタでした。
 
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