トロントより、おはようございます。
気温はプラス、やはり暖かく感じますね。
週末からニュースがたまってしまったのでハイライト版でお送りします。
先週木曜日から始まったクリスマスマーケット。
高さ15メートルのクリスマスツリーも点灯され、毎晩多くの方が訪れているのではないでしょうか。
ツリーの下には、ステージが設けられ、いろいろなパーフォーマンスが行われています。
その中でも、こうしたクリスマスらしいパフォーマンスは落ち着きますね。
我が家もこのマーケットが始まった最初の数年は行っていましたが、その後はしばらくご無沙汰しています。
今年あたりまた行ってみましょうかね。
大学やカレッジに留学のために学生ビサを取って勉強している学生がたくさんいます。
その学生ビサには、学校、居住地、就労制限など、さまざまな条件が付与されています。
しかし、その条件に従わない学生も相当数いるようです。
この記事によると、海外留学生の10%は、学生ビサの条件に従っていないのではと報告しています。
例として挙げられているのは、ニューブランズウィックのモンクトン大学に留学した留学生。カナダに入国以降、大学には一日も行かず、居住地もモントリオールに変え、駐車場管理会社で働いていたそうです。
学校には、病気という理由で休学を申請。
カナダ移民局では、彼を追跡し、学生ビサの条件を1年以上にわたり破ったことで、強制国外退去を命令。
こうした例が数多く見られるようで、今後は学生ビサの発行も一層厳しくなっていくのかもしれません。
10%の留学生の違反で、善良な90%の留学生が被害を被るのはやはり許せませんね。
カナダは公平公正平等を尊重し、男女差別をなくす努力をしていますが、こと企業内となるとまだまだ女性のトップへの風当たりは厳しいようです。
カナダ企業のトップ、CEO、取締役などにつく女性は40%弱だったと思いますが、そうした女性トップに対し、女性自身があまり好ましく思っていないとの調査結果がでました。
女性トップを目指してがんばっている女性も多くいると思っており、既にトップにいる女性を尊敬のまなざしで見ているのかと思いきや、どうもそうではないようです。
調査結果では、62%は好ましいComfortableと回答していますが、残り38%はどうではないとのこと。
微妙なレベルのような気がしますが、まあ3人に1人くらいは男性トップのほうがいいと思う人がいるのでしょうか。
水道水に含まれる鉛のレポートが出て以来、いろいろな場所で水道水についての話題が出ています。
そうしたことを総合して、こんな記事が出ています。
カナダの主要資源の一つが水。
北米の東海岸、西海岸でアメリカに水を輸出している国ですが、そのカナダ国内の水の質が問題にされるようでは、決して水大国とは言えなくなっているのかもしれません。
こうしたところにも、大国のおごりが出るのでしょうか。
最後は、AirBnBなど短期住宅貸し出し。
閑静な住宅街にある家がAirBnBなどの短期レンタルに出され、そこでパーティーが行われることがあるようです。
多くの見知らぬ人が集まり、爆音で音楽をかけ、道路は違法駐車。夜遅くまで騒いで、住宅周辺にもゴミが散乱。
近隣住民は警察に通報。警察が駆け付け、また一騒動。
なんとも困ったことが多数起きているようです。
そうした苦情をもとに、短期レンタルに関する条例がトロントで成立しました。
その主な点は以下の通り。
ー部屋を貸し出せるのは、3部屋まで。その場合には、貸し出し家主がその住宅に住んでいること。
ー貸し出せる日数は、年間180日まで。
ー短期貸し出しは28日以下。
ー地下室アパート部屋を短期貸し出すことも禁止。
これにより、所有者が住んでいない、投資目的で購入した住宅をAirBnBなどの短期レンタルに貸し出すことができなくなります。
最初、この条例に対し、AirBnBオペレーターが反対し取り消し訴訟をしましたが、オンタリオ州の裁判所がその申請を棄却し、条例が発効しました。
しかし、問題はこの条例がどこまで強制力を発揮できるか。
なかなか取り締まるのは難しいかもしれません。
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