トロントより、おはようございます。
急に気温が下がった水曜日です。
今日はすっかり冬の服装となりました。
でも、昨日はこんな光景も見られたようです。
ご存じ、ナイアガラの滝
紅葉ツアーの真っ盛りで、カナダを訪れている方は必ず行くナイアガラの滝ですが、こんな光景に出くわすのはラッキーですね。
ナイアガラの後は、トロント市に来るコースが多いのですが、その時に行く名所の一つがここ、セント・ローレンス・マーケット。
トロントの台所と言われる由緒ある市場ですが、なんと日曜日は休場。
でも、今、日曜日も開場しようという意見が出ているようですね。
長年ここでお店を営業している人達の中には、日曜日は家族との時間で、開場には消極的な人もいるようです。
現在は、火曜日から土曜日まで開場しており、
火曜日―木曜日 午前8時から午後6時まで
金曜日 午前8時から午後7時まで
土曜日 午前5時から午後5時まで
この営業時間を見ると、たしかに家族との時間は日曜日しかありませんね。
賛成の人もいるようですので、どうなるか注目です。
今日の話題は、中高生の留学生。
先日、大学やカレッジへの留学生が増えているとご紹介しましたが、同じ傾向が中高生にもみられるようです。
トロント教育委員会では、積極的に留学生を受け入れているようで、今年の入学者は約2600人となり史上最高になるとのこと。
2015‐16年1700人と比較すると、4年の間に1.5倍に増えています。
この増加傾向は、トロントに限ったことではないようで、オンタリオ州の小中高に留学するために発行される就学ビサの発行数は、2014年21820件に対し、昨年2018年はなんと36645件だったそうです。
教育省の見通しでは、11750人の留学生が公立学校に入学すると見ています。
公立学校は、義務教育課程として、在住者は無料ですが、留学生には学費負担があり、各教育委員会がその金額を決定するのだそうです。
トロント教育委員会の今年の学費は
小中学校 $13000
高校 $14500
来年度は値上げを予定しており、$16000になるそうです。
こうした留学生の学費によってトロント教育委員会には約32ミリオンの収入があるそうで、赤字に悩むトロント教育委員会にとってはまさにドル箱。
ただ、留学生にとっては大変な苦労があるようです。
特に高校から来た生徒は、単位取得に苦労するようで、夏休みもサマースクールに通うケースが多いようです。
アジア圏から来た学生は英語(もしくはフランス語)をマスターしなくてはなりません。高校レベルとなると、卒業するために高い語学力が求められ、大学入学を目指すとなるとかなり厳しいのが現実です。
それでも、カナダの教育を受けたという生徒が増えているのは、グローバル化の影響でしょうか。それとも、世界情勢負担が広がっており、せめて子供にはお金がかかっても、平和が安定し、教育水準も高い国で教育を受けさせたいという親の意向でしょうか。
この傾向は、今後も続くかもしれませんね。
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