トロントより、おはようございます。
曇り、時々雨がぱらつくすっきりしない天気でした。
たしか朝はほぼ快晴だったような、、、
こんな日もあったのですが、、、
長くは続かず、この週末三連休もどうも天候は怪しいようです。
来週の週末には恒例となったDoors Openが開催されます。
普段は公開していない建物や施設、裏側などを開放する特別なイベントです。
開放施設はかなりの数あるようですよ。
自分は、このイベントが始まって以来、いつも行きたいと思っているのですが、生憎仕事のゴルフ大会が重なっており、まだ行ったことがありません。今年は土曜日に時間を見つけていってみようかな。
ここ数回、カナダの不正資金浄化Money Launderingについてご紹介しましたが、バンクーバー住宅市場を狙われたブリティッシュコロンビア州では、本格的に対策を講じるべく、市民のからの情報を求めています。
バンクーバー地区では、Money Launderingに使われたことで、住宅価格が20%も不当に上がってしまったと言われています。
その資金は7.4ビリオンと推定されています。
こうした動きはオンタリオ州では見られませんが、大丈夫なのでしょうか。
それとももう手遅れなのでしょうか。
TTCの地下鉄に乗るときにはゲートがありますが、Go Trainに乗るときにはゲートがある場合とない場合があります。
停車駅によっては、まったくのノーチェックの場合も。
そうした基礎インフラに手をつけずに、不正乗車防止には人海戦術で対応するようです。
検査員を12名増員して、不正乗車による毎年の損失15ミリオンを防ぐのだそうです。
なんかやり方が違うような気がするんですけどね。
まあ、雇用を増やす意味ではいいのかもしれませんが、ゲートをちゃんと作るほうが効果できではないでしょうかね。
オンタリオ州予算カッドでトロント教育委員会は大幅な赤字が予想されています。
当然、教育委員会内でも予算縮小となるのでしょうが、これはいけません。
トロント教育委員会も地域や特殊クラスによって、スクールバスを運行しています。
今回の州予算カットを受けて、現在トロント教育委員会が運行しているフレンチイマージョンクラスと特殊才能クラスGiftedClassのためのバス運行とTTCフェア補助を廃止するようです。
当初、2019年9月から廃止の予定でしたが、1年遅らせ2020年9月からの廃止となりそうです。
でも、これってちょっと理解出来ない部分があります。
記事によると、トロント教育委員会の赤字削減の一貫のようですが、その原因をオンタリオ州の予算カットとしています。
しかし、オンタリオ州では、生徒のためのトランスポーテーション支援はカットしないと明言しています。
にもかかわらずトロント教育委員会がカットするというのは、辻褄が遭いません。つまりは、他の赤字を埋めるために生徒のためのトランスポーテーションをカットするということ。これでは、オンタリオ州政府に文句をいう立場にないのではないでしょうか。
今日の話題は、オピオイド過剰摂取。
カナダに限らず、北米ではオピオイドという薬物の過剰摂取による死亡が急増しているそうです。
Toronto Public Healthが発表したデータによると、
1-4月のオピオイド過剰摂取による死亡件数が昨年同期間のほぼ2倍に増えているのだそうです。
4月死亡者数 17
3月死亡者数 22
1-2月死亡者数 29
計 68
昨年同期間は35ですので、ほぼ倍増。
早急な対策が必要です。
4月だけみると、オピオイド過剰摂取で死亡には至らなかった救急通報が406件あったそうです。
こうした薬物はその効能が強いものにどんどん変わっているそうで、従来であれば比較的効能が低い処方薬の過剰摂取だったものが、より強い効能を求めて、路上で売られるStreet Drugと呼ばれる違法薬物に手をだすようになるのだそうです。
オピオイドはその中毒性から、鎮痛薬としては広く処方されていませんでした。
しかし、1990年代半ばから広く使われるようになり、過剰摂取を起こしているようです。
過剰摂取による死亡者数は、カナダだけで過去20年の間に2万人以上と見られ、最近では年4000人が死亡しているのだそうです。
この薬物を巡って、薬剤メーカーが訴訟を受けており、その金額1.1ビリオン(900億円相当)
コカイン、ヘロイン、エクスタシー、など様々な麻薬がありますが、大麻を解禁したカナダではどうもこうした麻薬に対する規制に力が入りません。
困ったものですが、早急になんとかせねば。
=====================================
ランキングに参加しています。
下のバナーのどちらにでもポチッとしていただけるとポイントがつきます。
ご支援お願いいたします。