１月１７日 A.M.５：４６・・・
いつもと同じ時刻・・５：３０に目覚まし時計がけたたましく鳴って
でも起きたくない～ってベットの中でモゾモゾしてるこの時間。
のそ～っと起き出してTVで映し出されてる様子をじっと無心で見てた。
映ってるのは神戸は三宮の東遊園地の様子。
年末は「神戸ルミナリエ」でたくさんの人にたくさんの光で
感動をたくさんたくさん与えてくれた場所。
今日は「1.17」と型どられた竹灯篭の中で
これまた、たくさんのロウソクが暖かい光を放ってました。
もう神戸市民の４割以上が震災を知らないと今朝のラジオでも言ってた。
知らない人が見ると「え？ここで大地震があったん！？」と思うくらい
見事に復興を成し遂げた阪神地区。
確かに震災当時の写真や映像をを見てみると
町並み、ファッション、車や風景、お店なんかもどことなく
懐かしく思えてくるような年代を感じさせるモノになってきてる。
そりゃそうやわな、もう約２０年も前のお話やもんね。
でもね。
映像や写真は色あせて見えるのに、
頭の中じゃあの時の風景がエライ鮮明に浮かんでくるねん。
スライドショーのように場面がパッパッって変わりながら。
もう、彩を始め子供達にとってはむかしむかしのお話かもしれへん。
僕たちが戦争を昔話として感じてるようにね。
でも体験して知ってる人がいる限りは教訓として
風化させずに語り継いで行きたいやんな。
東日本大震災はまだまだ過去の話にするには
日は浅いし 復興もまだまだやし いろんな意味で傷跡が多すぎる。
僕も微力ながら何かのお役に立てられたならば・・と
ずっと出来る範囲で募金は続けてはいるものの、
手抜き除染のニュースがあったり、復興とは全く関係ないものに
莫大な義援金を当てられてると聞くとアホらしくなってくるわな。
でも困ってる人、苦しんでる人が２０年経ってもまでいてるし
東日本にも数え切れへんほど沢山いてるやんな。
そんな人たちがいる間は想いを無くしたらアカンって思うな。
そんな気持ちを胸にコソっと潜めて１９年目も頑張って行かなあかんな。
平松愛理-『美し都』