どもどもですー寒くなって普通に風邪を引いてしまいました…。
体調管理、気を付けてたんですが、弱ってますなぁ…。
皆さん、すでにご存知かとは思いますが、今週日曜日、ユニバカーニバルが開催されます。
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ファンイベントということで、当日飛び入りでも無料で参加可能です。
催しとしては聞いている限りではかなり豪華。
様々な新旧ユニバ系機種を試打できたり、トークライブ、グッズなども配布しているとか。
よく言えばファン感謝イベント、悪く言えば囲い込みということになりますが、無料ですしユーザーとしては素直に楽しみなイベントです。お時間のある方は是非とも足を運んでみて頂ければと思います。
さて、こういったファンイベント、最近増えてきています。
代表的なものとしてはニューギン社の漢祭（慶次ファンイベント）などが挙げられますが、今後、さらに大手を中心にファンイベントが増加するものを予測されています。
理由は諸々ありますが、少しまとめるとこんな背景があります。
１）ユーザーの趣向変化と多様化
これは過去のブログでも何度か書きましたが、ユーザー層の変化が背景のひとつとして挙げられます。
「ユーザーの勝利至上主義の減退」
・勝ち負けに期待できない現状
・勝ち負けにこだわる中級者以上のユーザーの離脱
↓
「エンターテイメント主義の台頭」
・どうせなら自分の好きな機種で遊技したい
・となると自分の好きな版権のもので勝ち負けを気にせず遊びたい
↓
多種多様な機種が求められる
２）イベント禁止による少台数新台入替傾向
こちらはホール側の事情です。今年、一機種当たりの販売台数は減少。ユーザー指向にあわせた動きですが、来年以降もその傾向は強まると予測されています。
「イベント禁止」
・堂々と告知できるのは新台入替のみ
・しかしユーザー数は増えず、稼働も良くはなってない
↓
「少数台×頻度アップ」
・ユーザーも多様化しているので、とりあえず１台２台でもバラエティに入れたい
・機種数だけは豊富にある
・高稼働しなくても低稼働しないコアなファン向けの機種も上手に扱いたい
↓
多種多様な機種が求められる
本来、ユーザーニーズとホールニーズは同じになるべきで、その軸がここにきてようやく同一化してきた感はありますが、なんにしても「多種多様な機種の登場が望まれている」傾向にあるのは間違いなさそうです。異論のある方も多いかと思いますが、「主軸のユーザー」の傾向として見てもらえればと思います。
では、なにゆえファンイベントなのか。
答えとしてはとても単純で、
「ギャンブルからエンターテイメントに移行しているから」
この一言に尽きるところ。
もちろん実際の遊技はギャンブル要素のあるものではありますが、ユーザー側の遊技動機がギャンブル（勝つことが前提）からエンターテイメント（好きな版権や機種を遊ぶことが前提）へと変化していることがその大きな要因となっています。
つまり、自社のキャラやシリーズ版権をいかにPRできるか、好きになってもらうかが今後の機種販売には重要ということでもありますし、メーカーもそのことに気付いているという証拠でもあります。
また、昔に比べ、ユーザーがメーカーの特徴に対し敏感かつ詳しくなってきているという背景もあります。今や、ユーザーサイドで「この版権はこのメーカーに作って欲しかった」とか「このメーカーの特徴からいってこういうゲーム性なんじゃないか」などといった会話も見られるほど。
今後の「少数台×多機種時代」を乗り切るためにどういった役割を果たすのか。
また「機種ファン」⇒「メーカーファン」の時代になるのか。
個人的にもいろんな意味で注目しているイベントだったりします(*´∀｀)ノｵﾜﾘ