おはでっす。
いつも業界客観な話が多いので、超個人的なパチンコ・パチスロ観を書いてみたいと思います。誰得ですが、たまにはいいかな！
『金欲アート主義』
なんといいますか、パチンコ・パチスロは金欲というものを題材にした芸術品だと思っているところがあります。芸術の定義がよくわからないので大げさかつ適切ではないかもしれませんが、新台についてはそういう目でみているところがあります。大当りはどうやっても大当りなわけで、それをどう盛り上げ見せるかが重要になります。そこには開発陣の知恵と苦労の時間が詰まっているわけで、彼らが何に悩み、どう作り上げたか、台を媒体にした開発陣との会話が楽しい。その鑑賞代・対話代として遊技料金を支払っている感覚で、いい加減な作り方をされるとかなりイラっときますし、まともに対話をさせてくれない釘調整や設定配分にはもっとイラっとします。
『４パチ２０スロ至上主義』
難しいところですが、上記アートを楽しむ感覚だと、１パチ５スロはどうしても薄まった感じがします。絵画でいうなら、実物ではなく画集を鑑賞してるような感じ。なので、明らかにいまいちっぽい機械、個人的に全然期待していない機械を見に行く場合に１パチ５スロを利用します。
『情報開示主義』
さらに続きになりますが、設定判別要素やセグ情報については絶対的に開示を求めます。特にパチスロの設定判別要素については、完全にゲームシステムの一部ですから、また絵画を例に出しますが、一部をカーテンで隠されてるような気分になります。それがむしろ楽しい！という方もいらっしゃいますし、その気持ちもわからないでもないですが、私はじっくり鑑賞したいですね。
『シンプル主義』
そういう変な観点で見てるところがあるので、あまりに受動的なものは好きになれません。演出過多&複雑なシステムなものは、会話をしていて一方的に自分の話ばかりされる人と対峙している感覚に陥り、うんざりしてきます。絵画ではなく映画を見ている感覚。
単なる好みの問題ですが、当然、消費型の娯楽になり、これこそが飽きやすさの原点だと私は考えています。プレイヤーが能動的に楽しむ部分が強いほど、飽きにくい。受動的な楽しみ方になった時点で、演出過多&新台ラッシュになるのは当然。こっち側に遊び方が傾いた時点で、演出過多スパイラルは加速していきますし、新しい作品（機種）が求められていくことになります。鑑賞代が高くなるだけで、わびもさびもあったもんじゃない。
『出玉至上脱却主義』。
しかしながら、基本、出玉至上主義で、「パチンコ・パチスロ、勝てなきゃ出なきゃ面白くない！」と思っている人間です。ただ、それと同時に「ボーダーや設定に関係なして、打ち込みたい！」とハマり込める機種と遭遇できるのを楽しみにしています。出玉至上主義を脱却させてくれるほどの機械に出会いたい。出会ったならば、勝ち負けに関係なく時間の許す限り、陶酔していたい。そんな感じです。
『確率妙理主義』
根本的にパチンコ・パチスロの出玉の推移は確率の妙理が織りなすハーモニーだと思っています。「用意された出玉」はちょっと興ざめしてしまいます。たった１Gのフラグでドーン！ってやられると、確かの「うほっ！」ってなりますが、積み重ね型の方が楽しいです。
そういった意味で、今、私が本当に陶酔できている機種は…ないですね。
「昔の機械と今の機械は楽しみ方は違うもので、今は今で楽しい」というものの言い方を私はよくしますが、あくまで、映画鑑賞的な別の遊技として「楽しい」と言っているだけで、本来、私自信が求める楽しいとは異なるものです。
ただ、映画鑑賞にも、能動的にそして非消費型に楽しむ方法はあるはず。
その原点にあるのは勝ち負け。機械に対峙したときの能動さではありませんが、勝ち負けにこだわると嫌でも能動的な娯楽になります。
店と客、もしくは客と客の知恵比べ。これが喪失していけばいくほど、受動型の楽しみ方に頼らざるえなくなるわけで、娯楽としての大量消費（つまりは新台RUSH）は加速していき、メーカーさんの一人勝ちは保持されていくことになるのではないでしょうか。それもまあ、新たなパチンコ・パチスロ。言うなれば、今の受動的感覚&快適空間のパチンコ・パチスロ事情で勝たせろ言う方がチャンチャラおかしいって話になります。なので、一人当たりの遊技料金（負担額）は増大していき、勝ち負けを楽しみにしていた上中級者は増々退場させられ、勝ち負けにこだわらず受動的な楽しみ方が主体のユーザー比率が上がっていけばいくほど、さらに新台RUSHが加速し、結果、負担額も増大、ますます高級な遊びに変化していくのでしょう。
さてさて、どうすればいいんでしょうね。それもまたその時代のパチンコ・パチスロなのかな。
えーと、独り言でした！(*´∀｀)ノｺﾞｰｼｮｰﾊｰ