高校数学の入試基礎について,
「基礎テキスト」に沿って解説をしています。
※2024年度入試まで対応可
必要があれば教科書や網羅系参考書を用いて
確認するとよいでしょう。
その中の1つが「NEW ACTION LEGEND」です。
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158.【方程式の実数解の個数】
方程式 f(x)=g(x) の実数解は,
2曲線 y=f(x),y=g(x) の
共有点の x 座標に等しい。
特に
方程式 f(x)=0 の実数解は,
曲線 y=f(x) と x 軸の
共有点の x 座標(x 切片)に等しい。
したがって,
方程式の実数解の個数
に関する問題は
曲線の共有点の個数
に言い換えることができる。
この方程式 f(x)=0 が2次方程式であれば
判別式によって調べることもできるが,
3次方程式であれば
3次関数 f(x) の増減を調べる必要がある。
もちろん,
因数分解などによって
方程式の解を具体的に求められるのであれば
微分せずに実数解の個数を答えることもできる。
本問では
方程式を f(x)=a の形に変形して
曲線 y=f(x) と直線 y=a の
共有点の個数を調べることで
実数解の個数を求めることができる。
そして
最も伝えたいことは,
「微分」という単元の中の1つの項目
ととらえるのではなく,
方程式の実数解に関する問題に対して
「微分」が解決方法の1つになっている
ということである。
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