高校数学の入試基礎について,
「基礎テキスト」に沿って解説をしています。
※2024年度入試まで対応可
必要があれば教科書や網羅系参考書を用いて
確認するとよいでしょう。
その中の1つが「NEW ACTION LEGEND」です。
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155.【増減と極値】
曲線 y=f(x) 上の点Aにおける接線は
点Aの近くで曲線とほぼ一致している
と考えられるので,
接線の傾きが
正のときは点Aの近くで曲線は右上がり,
負のときは点Aの近くで曲線は右下がり
である。
したがって,
関数 f(x) について次のことがいえる。
ある区間で
つねに f’(x)>0 ならば,f(x) はその区間で増加,
つねに f’(x)<0 ならば,f(x) はその区間で減少,
つねに f’(x)=0 ならば,f(x) はその区間で定数
である。
関数 f(x) について
f’(x) の符号が x=a の前後で
正から負に変わるとき
x=a で極大になるといい,f(a) を極大値という。
また,
負から正に変わるとき
x=a で極小になるといい,f(a) を極小値という。
極大,極小とは
x=a の近くだけで考えたときに
x=a のときに最大または最小
となっているところである。
f’(a)=0 であっても
x=a で極値をとるとは限らない。
f’(x)=0 であるかどうかより
f’(x) の符号が変化するかどうかが重要である。
(2)について
f’(x) が符号変化しない条件を考えればよい。
導関数のグラフ y=f’(x) は放物線であるから
放物線とx 軸の位置関係を調べればよい。
〈基礎46〉の内容である。
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