高校数学の入試基礎について,
「基礎テキスト」に沿って解説をしています。
※2024年度入試まで対応可
必要があれば教科書や網羅系参考書を用いて
確認するとよいでしょう。
その中の1つが「NEW ACTION LEGEND」です。
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148.【回転移動】(数学Ⅲの範囲)
表記についての補足
分数 B分のA・・・A/B(=A÷B)
β=r(cosθ+i・sinθ)α
のとき,〈基礎147〉の性質により
βの偏角はαの偏角にθを加え
βの絶対値はαの絶対値に r をかけたものである。
これより,
β/α=r(cosθ+i・sinθ)
のとき,
点αを原点を中心にθだけ回転し
原点からの距離を r 倍した位置に
点βがあることがわかる。
これを応用して
(γ-α)/(β-α)=r(cosθ+i・sinθ)
のとき,
点βを点αを中心にθだけ回転し
点αからの距離を r 倍した位置に
点γがあることがわかる。
αからβに向かうベクトルを
回転,拡大(縮小)すると
αからγに向かうベクトルになるイメージである。
この性質から
図形の回転に関する問題に対しては
座標やベクトルよりも複素数を用いると
容易に解決する可能性が高いこともわかる。
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