高校数学の入試基礎について,
「基礎テキスト」に沿って解説をしています。
※2024年度入試まで対応可
必要があれば教科書や網羅系参考書を用いて
確認するとよいでしょう。
その中の1つが「NEW ACTION LEGEND」です。
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132.【媒介変数表示】(数学Ⅲの範囲)
表記についての補足
分数 B分のA・・・A/B(=A÷B)
指数 Aの2乗・・・A^2
点Pの座標(x,y)が変数 t を用いて
x=t+1
y=t^2-2t
と表されているとする。
t=0 のとき,(1,0)
t=1 のとき,(2,-1)
t=2 のとき,(3,0)
t=3 のとき,(4,3)
・・・・・・
であり,
これらの点を座標平面上にとると
点Pの軌跡をかくことができる。
上の2式から t を消去して
x,y の関係式を求めると
y=x^2-4x+3
となり,
点Pの軌跡は放物線であることがわかる。
時刻 t のときの x 座標と y 座標を
表していると考えることができる。
このように,
ある変数,たとえば t によって
x=f(t),y=g(t)
の形で表されるとき,
これをその曲線の媒介変数表示といい
t を媒介変数という。
円:x^2+y^2=r^2
の媒介変数表示
x=r・cosθ,y=r・sinθ
楕円:x^2/a^2+y^2/b^2=1
の媒介変数表示
x=a・cosθ,y=b・sinθ
双曲線も含めて三角関数の性質を
利用した表現をすることが多いので,
媒介変数にはθがよく用いられる。
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