高校数学の入試基礎について,
「基礎テキスト」に沿って解説をしています。
※2024年度入試まで対応可
必要があれば教科書や網羅系参考書を用いて
確認するとよいでしょう。
その中の1つが「NEW ACTION LEGEND」です。
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94.【等差中項,等比中項】
表記についての補足
分数 B分のA・・・A/B(=A÷B)
根号 ルートA・・・√A
指数 Aの2乗・・・A^2
3つの数 a,b,c がこの順に等差数列のとき,
b-a=c-b (公差)
より
2b=a+c
すなわち
b=(a+c)/2
であり,b を等差中項という。
b は a と c の相加平均である。
3つの数 a,b,c がこの順に等比数列のとき,
b/a=c/b (公比)
より
b^2=ac
であり,b を等比中項という。
さらに,3つの数が正のとき
b=√(ac)
b は a と c の相乗平均である。
これらの用語を英語でみると,
等差数列 arithmetic progression
相加平均 arithmetic mean
等比数列 geometric progression
相乗平均 geometric mean
であり,同じ単語が用いられている。
等差数列と等比数列の
一般項に用いられている n を
実数変数 x に置きかえれば,
それぞれ一次関数,指数関数となる。
金融分野においては
等差数列 → 単利
等比数列 → 複利
に対応し,
数学の入試において
複利に関する出題も見られる。
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