高校数学の入試基礎について,

 

「基礎テキスト」に沿って解説をしています。

 

※2024年度入試まで対応可

 

 

 

 

必要があれば教科書や網羅系参考書を用いて

 

確認するとよいでしょう。

 

その中の1つが「NEW ACTION LEGEND」です。

 

 

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

44.【2次不等式(1)】

 

 

表記についての補足

 

指数  Aの2乗・・・A^2

 

 

 

 

 

〈基礎28〉で1次不等式について記述している。

 

不等式の性質を利用して

 

両辺に同じものを加減乗除することで

 

解を求めている。

 

 

 

 

 

2次不等式も数式の変形で解くことができるが,

 

2次関数のグラフを利用することで

 

容易に解決することができる。

 

 

 

たとえば,不等式

 

  f(x)0

 

の解は,曲線 y=f(x) が直線 y=0 (x軸)

 

より上側にある x の範囲を求めればよい。

 

 

 

 

 

曲線 y=(x-α)(x-β) は

 

下に凸の放物線であり,

 

放物線とx軸の位置関係を考えると,

 

(x-α)(x-β)>0 ⇔ x<α,β<x

 

(x-α)(x-β)<0 ⇔ α<x<β

 

であることがわかる。

 

 

 

また,

 

さまざまな不等式について

 

  ax^2+bx+c>0  a>0

 

の形に変形すると

 

下に凸の放物線とx軸で考えることができる。

 

(不等号は向きと等号の有無で4通りある。)

 

 

 

 

 

 

 

(1)(2)(4)(5)(6)(7)は

 

左辺を因数分解することができる

 

(1)(2)は放物線がx軸と2点で交わり

 

(4)(5)(6)(7)は放物線とx軸が1点で接する

 

 

 

接するときは

 

不等号の向きや等号の有無によって

 

解の形がすべて異なるので,

 

グラフのイメージが大切である。

 

 

 

(3)(8)(9)は

 

左辺を因数分解することができない

 

放物線がx軸と2点で交わるのか

 

共有点をもたないのかの判断が重要であり,

 

2次方程式の判別式が有効である。

 

 

 

定数項が負の数であれば

 

判別式を用いずに2点で交わることがわかる。

 

 

 

2点で交わるのであれば,

 

x軸との交点の座標(x切片)を計算する必要がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめると

 

・放物線とx軸の位置関係の判断

 

・共有点があるならばその点のx座標の計算

 

これらを時間をかけずに行うことが大切である。

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

他の項目はこちら。

 

   ↓   ↓

 

 

 

基礎に不安がある方や

 

入試レベルの問題が解けるようにならない方へ。

 

   ↓   ↓   ↓

 

 

 

現状と志望校をもとにして

 

あなただけのオリジナル教材を作成して

 

1対1の個別指導を行います。