高校数学の入試基礎について,
「基礎テキスト」に沿って解説をしています。
※2024年度入試まで対応可
必要があれば教科書や網羅系参考書を用いて
確認するとよいでしょう。
その中の1つが「NEW ACTION LEGEND」です。
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31.【等式の証明】
表記についての補足
分数 B分のA・・・A/B(=A÷B)
等式 A=B の証明は以下の3つが一般的である。
・一方を変形して他方を導く。
A=・・・(変形)・・・=B
B=・・・(変形)・・・=A
・両辺をそれぞれ変形して同じ式を導く。
A=・・・(変形)・・・=C
B=・・・(変形)・・・=C
・差が0になることを示す。
A-B=・・・(変形)・・・=0
(1)は両辺を展開することで,
(2)は差の式を因数分解することで
簡単に証明ができる。
(3)(4)は比例式に関する問題である。
a:b=c:d
は比の値を考えて
a/b=c/d
と言い換えができる。
さらに,
a:b:c=x:y:z
は
a/x=b/y=c/z
と言い換えられる。
この値を k とおくと,
a=xk,b=yk,c=zk
と表すことができる。
等式の証明では
示すべき等式を仮定して変形してはならない。
もちろん,
示すべき等式を言い換えて
「この等式が成り立つことを示せばよい。」
などと記述しているのであれば問題はないが,
紛らわしい答案も少なくないので
注意が必要である。
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