高校数学の入試基礎について,
「基礎テキスト」に沿って解説をしています。
※2024年度入試まで対応可
必要があれば教科書や網羅系参考書を用いて
確認するとよいでしょう。
その中の1つが「NEW ACTION LEGEND」です。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
15.【因数分解(1)】
表記についての補足
指数 Aの2乗・・・A^2
因数分解・・・
和の形で表されている式を
積の形で表すこと。
方程式の解を求めるときに
有効な手段のひとつである。
因数分解のポイントは
・共通因数でくくる
・基本公式を用いる
・最も次数の低い文字について整理する
最後のポイントについての補足。
たとえば,
x と y の2文字の式について
x については1次式であり
y については2次式であれば,
1次式の因数分解のほうが容易であるから
x について整理すればよい。
1次式の因数分解は
共通因数でくくるだけである。
( y を含む係数を因数分解する可能性はある。)
(3)について
x^6-y^6
=(x^2)^3-(y^2)^3
=(x^2-y^2)(x^4+x^2・y^2+y^4)
とすると,
x^4+x^2・y^2+y^4
も因数分解できることに気づきにくい。
〈基礎12〉(6)がヒントになっているのだが・・・
x^6-y^6
=(x^3+y^3)(x^3-y^3)
と変形すれば
それぞれ公式を用いて因数分解できる。
この問題を通して
x^4+4
=(x^2+2x+2)(x^2-2x+2)
という因数分解のパターンも確認できる。
(2乗の差を作る)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
他の項目はこちら。
↓ ↓
基礎に不安がある方や
入試レベルの問題が解けるようにならない方へ。
↓ ↓ ↓
現状と志望校をもとにして
あなただけのオリジナル教材を作成して
1対1の個別指導を行います。