⑯『52ヘルツのクジラたち』(2024公開:成島出)

3/4 イオンシネマにて鑑賞。

“東京から海辺の町の一軒家へ越した貴瑚(杉咲花)は、家族からの虐待を受けて声を出せなくなった、ムシ(桑名桃李)と呼ばれる少年と出会う。自身も家族に虐待されていた過去を持つ貴瑚は、彼を放っておくことができずに一緒に暮らし始める。貴瑚と平穏な日々を送るうちに、夢も未来もなかったムシにある願いが芽生えていく。それをかなえようと動き出した貴瑚は、かつて虐待を受けていた自分が発していた、声なきSOSを察知して救い出してくれた安吾(志尊淳)との日々を思い出す。”

 

⑰『ゴールド・ボーイ』(2024公開:金子修介)

3/11 イオンシネマにて鑑賞。

“沖縄。実業家一家の婿養子である東昇(岡田将生)は、義父母を殺害して富と地位を奪おうと、綿密な計画を立てる。計画通りに義父母をがけから突き落とした昇だが、その様子を13歳の安室朝陽(羽村仁成)らが偶然にもカメラで捉えていた。朝陽は母子家庭で経済的な余裕がなく、仲間もさまざまな問題を抱えており、すべてを金で解決しようと、昇を脅迫する。昇と朝陽らが駆け引きを繰り広げる一方で、両親の死に不審を抱く昇の妻・静(松井玲奈)は従兄弟の刑事・厳(江口洋介)に相談を持ちかける。”

 

⑱『映画 マイホームヒーロー』(2024公開:青山貴洋)

3/11 イオンシネマにて鑑賞。

“娘に危害を加えようとした恋人を殺害し、彼が所属していた犯罪組織との攻防を何とか切り抜けたサラリーマン・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)。7年後、山中に埋めたはずの死体が土砂崩れによって発見され、警察官となった娘・零花(齋藤飛鳥)は、恋人を殺したのが父・哲雄ではないかと疑念を抱く。一方、死体とともに消えた10億円の行方を追う組織のボス・志野寛治(津田健次郎)は、再び哲雄に狙いをつける。さらに、かつて哲雄の策略によりぬれぎぬを着せられ、逃亡生活を送っていた間島恭一(高橋恭平)が姿を現す。”

 

⑲『市子』(2024公開:戸田彬弘)

3/20 Amazon primeにて鑑賞。

“3年間共に暮らしてきた恋人・長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズされた翌日、突如姿を消した川辺市子(杉咲花)。ぼうぜんとする義則の前に彼女を捜しているという刑事・後藤(宇野祥平)が現れ、信じ難い話を明かす。市子の行方を追って、義則は彼女と関わりのあった人々に話を聞くうち、彼女が名前や年齢を偽っていたことが明らかになっていく。さらに捜索を続ける義則は、市子が生きてきた壮絶な過去、そして衝撃的な事実を知る。”

 

⑳『四月になれば彼女は』(2024公開:山田智和)

3/22イオンシネマにて鑑賞。

“4月のある日、結婚を間近に控えた精神科医・藤代俊(佐藤健)のもとに、かつて交際していた伊予田春(森七菜)から手紙が届く。ボリビア・ウユニ塩湖からの手紙には、10年前の初恋の記憶がつづられていた。そんなとき、俊の婚約者・坂本弥生(長澤まさみ)が謎めいた言葉を残して姿を消す。春はなぜ手紙を書いてきたのか、そして弥生はなぜ失踪したのか。戸惑う俊が愛する人を探し求める中で、二つの謎がつながっていく。”

 

㉑『658km、陽子の旅』(2023公開:熊切和嘉)

3/25 WOWOWにて鑑賞。

“就職氷河期世代である42歳の独身女性・陽子(菊地凛子)は、人生を諦めてフリーターとしてなんとなく日々を過ごしてきた。そんなある日、かつて夢への挑戦を反対され20年以上疎遠になっていた父(オダギリジョー)の訃報を受けた彼女は、従兄の茂(竹原ピストル)やその家族とともに、東京から故郷の青森県弘前市まで車で向かうことに。しかし、茂の家族は途中のサービスエリアで子どもが起こしたトラブルに気を取られ、陽子を置き去りにして行ってしまう。所持金もなくヒッチハイクで故郷を目指すことにした陽子は、道中で出会ったさまざまな人たちとの交流によって心を癒されていく。”

 

㉒『告白、あるいは完璧な弁護』(2023公開:ユン・ジョンソク)

3/25 WOWOWにて鑑賞。

“IT企業の社長ユ・ミンホ(ソ・ジソブ)の不倫相手であるキム・セヒ(ナナ)が、ホテルの密室で不審死を遂げる。彼女の殺害容疑をかけられたミンホは身の潔白を証明するため、すご腕の弁護士ヤン・シネ(キム・ユンジン)を雇って事件の真相解明に乗り出す。彼は事件前日に起きた交通事故がセヒ殺害に関わっているかもしれないと告白し、事件の再検証が始まる。そんなとき、突如現れた目撃者の存在によって事態は思わぬ方向へと向かう。”

 

㉓『オッペンハイマー』(2024公開:クリストファー・ノーラン)

3/29 イオンシネマにて鑑賞。

“ドイツで理論物理学を学び、博士号を取得したJ・ロバート・オッペンハイマー(キリアン・マーフィ)は、アメリカへ帰国する。第2次世界大戦中、極秘プロジェクト「マンハッタン計画」に参加した彼は、世界初の原子爆弾の開発に成功する。しかし実際に原爆が広島と長崎に投下されると、その惨状を知ったオッペンハイマーは苦悩する。冷戦時代に入り、核開発競争の加速を懸念した彼は、水素爆弾の開発に反対の姿勢を示したことから追い詰められていく。”

 

㉔『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(2023公開:金子由里奈)

3/30 WOWOWにて鑑賞。

“京都にある大学に入学した七森(細田佳央太)は男らしさや女らしさといった考え方が苦手だった。学科の懇親会で同級生の麦戸(駒井蓮)と意気投合した七森は、麦戸と「ぬいぐるみサークル」を見学することにする。そのサークルは、生きづらさを抱えた学生たちが人には言うことのできない悩みなどをぬいぐるみに話すという場だった。”

 

“名作に触れる”シリーズ 第1回「江戸川乱歩 短編集」~『人間椅子』『指』『ニ癈人』

3/15 ザムザ阿佐ヶ谷にて観劇。

 

★3月に読んだ本

『十角館の殺人』綾辻行人

『二癈人』江戸川乱歩

『ドンナビアンカ』誉田哲也

『田舎の刑事の趣味とお仕事』滝田 務雄

『幸せジャンクション~キャンピングカーが運んだ小さな奇跡』香住 泰